「ホームボタンが何度押しても反応してくれない」
「音量の調節ができなくなった」
いきなりこんな不具合に見舞われた時、あなたはどうしていますか?
もちろんサポートに連絡して直してもらうのが一番ですが、忙しい毎日を送っていると中々すぐに持って行けない場面もありますよね?
今回はそんな方の為に、タッチ操作で代用する方法についてまとめました。
あくまで応急処置です。
最初に述べておきますが、あくまで応急処置です。
今から解説していく「Assisttive Touch」を利用することで操作は行えるようになりますが、不具合が直るわけではありません。ですので、根本的な解決には至らない訳です。
「不具合があるの音量をいじるボタンだけだし、別にいいや」
「操作できるようにはなったんだからひとまず問題なし」
などと考える人は、考えを改めましょう。
どんな些細な不具合であっても正常に作動しない部分があるのは、端末そのものにガタがきている証拠です。
そのままにしておくと端末そのものが起動しなくなったり、バッテリーが限界を迎えて膨張し、端末が裂けるなんてこともあり得るので大変危険です。
ですので「Assisttive Touch」でその場をしのいだ後は、なるべく早くにサポートへ行くことをオススメします。
【1分で完了】表示の仕方
タッチ操作をするためには、その為のメニューを画面に表示させる必要があるのですが、とても簡単です。
- ホーム画面にある設定を押します。
- 設定の中の一般を選択します。
- 一般の中のアクセシビティという項目を押します。
- アクセシビティの中のAssistiveTouchを選択。
- AssistiveTouchをオンにする。
これで完了です。1分もかかりませんでしたね。すると、黒い縁で覆われた白い丸のアイコンが表示されたと思います。
そのアイコンを利用することで、タッチ操作で様々な機能を実行することができます。
では次は、実際の操作手順について解説していきますね。
【これで安心】操作手順
表示したアイコンを開いてみると、色んな項目が表示され、どれを選んで良いやら分かりませんよね。初めて見る項目も少なくないと思います。
ボタンで行う操作をタッチで行うには
- AssistiveTouchをタッチして開きます。
- 「カスタム」「通知」「デバイス」「コントロールセンター」「ホーム」「Siri」「カスタム」の6つの項目の中から「デバイス」を選択します。
すると「画面をロック」「音量をあげる」などの項目が出てきましたね?これで、本来ボタンでしていた操作をタッチで行えるようになりました。
試しに「画面をロック」を選択してみて下さい。操作できたかと思います。
その他の利用方法まとめ
せっかくですので、デバイス以外の機能についても一つずつ紹介していきますね。
▼通知
その名の通り、通知画面を表示してくれる項目です。
▼コントロールセンター
画面を下から上にスライドさせると出てくる、明るさなどを調節できる画面がありますよね。それを表示してくれます。スライドで表示させるのが地味に難しいので、使い勝手が良いですね。
▼ホーム
押すとホーム画面に戻ることができます。
▼Siri
押すとSiriが起動します。
▼カスタム
色んな機能をワンタッチで行えるよう設定できる機能です。使いこなせばかなり便利です。
様々な機能があるAssistiveTouch、是非有効活用してみて下さいね。
冒頭にも書きましたが、不具合が生じていて応急処置としての利用をしている方は、なるべく早くサポートに行くことをオススメします。
関連記事
・iPhoneに元々入っている標準アプリについて ~その3~
・iPhoneユーザー必見!iPhoneを格安スマホにする3つの方法とは?