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バッテリーに優しい充電がアナタのスマホの寿命を延ばします

スマホのバッテリー(電池)を長持ちさせる方法ってあるの?

iPhoneを長年使用する事によるバッテリー(電池)の劣化に伴い、AppleがiOS内に動作速度抑制プログラムをユーザーに事前の告知なしに組み込んだ事が問題になりました。

これは何かというと、新品のiPhoneに変えなければ、古いOSの速度を下げて、使いづらくするというとんでもないアップデートを仕込んだのです。

これに対しAppleは無断でパフォーマンスを下げた事を正式に謝罪し、 劣化したバッテリーの交換費用を大幅にディスカウント(8,800円→3,200円)する補償プログラムを提供しました(2018年12月まで)。

これによりバッテリーは新品に交換され、iPhoneのパフォーマンスは最大限に発揮される事となりますが、 せっかく交換されたバッテリーも、正しい充電方法を知らなくては、パフォーマンスを長く保つことはできません。

今回は、バッテリーに優しく、寿命を延ばす充電方法に焦点を当て、知っているようで知らない正しいバッテリー充電に関するレポートをお贈りします。

「過」な充電がバッテリーの劣化を早める!?

バッテリーを充電する際に気を付けるべき第1点目は「過」の付く状態にバッテリーを晒さない事です。

バッテリーにおける「過」とは、「過充電」「過放電」です。

100%の満充電、あるいは0%といった完全放電といった、極端な状態はバッテリーの大きなダメージとなるため、 できるだけ避けるようにして下さい。

「過充電」「過放電」とは、満タンにしてしまうこと、もしくは電池を使い切ってしまうことです。

空になるまで使用せず早めに充電、満充電になる手前で充電を終了するといった配慮がバッテリーを長持ちさせます。

「浅」な充電がバッテリーを守る!

ここでは充電回数と充電量について考えます。

スマホバッテリーは充電回数が決まっていると言われます。

実際にiPhoneバッテリーの充電回数は500回と公表されていますが、ここで言う充電回数とは、充電コードをスマホに接続した回数ではありません。

正しくは「フル充電サイクル」という考え方による充電回数で、100%のフル充電を何回行ったかです。

「フル充電サイクル」では、1度に100%充電しても、50%の充電を2回行っても合計100%であれば充電回数は1回とカウントされます。

さらに、「放電深度」「充電深度」という考え方を加えます。 1回の充電量のを深さの尺度で捉えた考え方で、1回の充電量が少ない方がバッテリーのダメージは軽くなります。

例えば、0%からフル充電した場合の深度は100%、残量50%からフル充電した場合の深度は50%となり、50%充電の方が100%よりも深度が浅いため、バッテリーに対するダメージが少なくなる訳です。

この2つの考え方を合わせた、「1回の充電量を少なく、回数を分けた充電がバッテリーに優しい」という事になり、その充電方法でもバッテリーの最大充電回数を無駄に消費する事はないという事なのです。

「足」な充電がバッテリー寿命を延ばす!?

この項では「メモリー効果」について考えます。

メモリ効果とはバッテリーを使い切らずに充電を繰り返す事で、見かけ上のバッテリー容量が減ったような状態になる(つまりすぐに充電切れを起こす)症状の事を指し、その原因は【継ぎ足し充電】だとされてきました。

しかし、現在のスマホに使用されているリチウムイオン電池は、以前に使用されていたニッケル水素電池と異なり、継ぎ足し充電をしても「メモリ効果」が非常に起きにくい電池です。

その上で、 第1項:空になるまで使用せず早めに充電、満充電になる手前で充電を終了する 第2項:1回の充電量を少なく、回数を分けた充電をする これらを合わせて考えてみると、実はこれ、これまで「やってはいけない事」だったはずの【継ぎ足し充電】に他なりません。意外にも、多くのユーザーがNGだと思っている【継ぎ足し充電】こそが、リチウムイオンバッテリーを長持ちさせる秘訣だったのです。

正しく優しいバッテリー充電方法まとめ

ここまで見てきたバッテリーに良い・優しい充電方法をまとめると…

1. 過充電・過放電を避ける。バッテリーに優しい30⇔80%の間で使う。

2. 充電完了したら充電コードは速やかに外す。

3. 充電コードに繋ぐ回数が充電回数ではない。「フル充電サイクル」で考える。

4. 1回の充電量を少なくし、充電の深度にも配慮する。

5. 早いタイミングでの「継ぎ足し充電」を心がける。

となりますが、80%までしか充電しなかったり、就寝中に充電を停止するのは現実的ではありませんので、「可能な時には」という前提で、空っぽになるまで使用せず、20~30%程度で充電コードに繋なぎ、満充電させずに充電コードを抜き、最大でも90%充電に留めるよう心がけましょう。

今回は、スマホバッテリーを長持ちさせる充電方法についてチェックしてみました。

バッテリーへのダメージを最小限にし、愛機を末永く可愛がってあげてください。

 

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