2020.11.10煩雑な管理を効率良くできる!パスワード管理ツールを紹介
パスワードの管理は結構面倒!
qwertyと聞いて、どんなイメージを思い浮かべますか?
単なるローマ字が4つ並んでいるであったり、何かの頭文字であると感じた方は、セキュリティという面では鈍感かもしれません。
実は、これはキーボードのローマ字配置で左上から右に6つを入力すると表示される文字です。
qwertyは、危険なパスワード設定の典型例として、頻繁に取り上げられています。
パスワードは、誰でも簡単に解読されるものを使用するのは危険です。
一方で、複雑すぎるものやランダムに文字設定すると、思い出せなくなって結局リセットすることも多いです。
そこで、パスワードを管理できるツールを使用すると、容易にパスワードを管理可能です。
ここでは、特におすすめしたいパスワード管理ツールを3つに厳選して紹介します。
1. Google パスワード マネージャー
Google パスワード マネージャーは、検索サービス大手のGoogleが手掛けるパスワード管理ツールです。
Googleでは、オリジナルブラウザであるChromeでも有名ですが、Chromeとの連系で様々なパスワードを手軽に管理できます。
また、Androidを搭載したスマートフォンなどのパスワードも、自動で管理してくれるのでとても便利です。
もしパスワードが変更になった場合も、Googleのパスワード管理機能で情報を編集できますし、Chromeで変更後のパスワードを入力すると、更新するかどうかを選択できます。
Googleアカウントにログインして使用する仕組みを採用しているので、その時点でパスワードの入力が必要なのでセキュリティ面も高くおすすめです。
2.LastPass Password Manager
LastPass Password Managerは、ブラウザの拡張機能として使用できるツールです。
SafariやChrome、Firefoxなどの主要なブラウザに対応しているのが特徴です。
Google パスワード マネージャーと同じイメージで、ブラウザに入力したパスワードをそのまま記録して、自動で入力してくれます。
セキュリティチャレンジという機能があり、設定したパスワードのセキュリティレベルを評価し、低い場合は最適なパスワードに設定してくれます。
LastPassのアカウントに多要素認証を追加しており、安心して利用できます。
AndroidとiOS向けのアプリ版もありますよ。
3.ID Manager
ID Managerは、ここまで紹介したツールとは違い、Windows版のソフトとなります。
ユーザーの方々の声をできるだけ反映させて開発されており、IDやパスワードの入力支援機能やパスワード自動生成機能といった、パスワード管理に便利な様々な機能を備えているのが特徴です。
URLを登録して、常にこのソフトからサイトを開く癖をつければ、フィッシング詐欺などにも有効です。
ソフトの場合、インストールしていないパソコンなどで使用する際に困りますが、USBメモリなどにID Manager本体ごと格納することで持ち歩くことも可能です。
最大10,000個までのID情報を登録可能であり、操作も容易で誰でも気軽に使用できます。
過信しすぎないことも重要
今回紹介したツールは、容易にパスワードを管理するために便利なものばかりです。
また、セキュリティ面も考慮されているので、比較的安心して利用できます。
ただ、完全に安全性を確保しているわけではないので、過信しすぎずあくまでも補助的に利用することをおすすめします。
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