2019.07.05SDカードが使えないiPhoneの救世主「ライトニングUSBメモリ」とは?
日本は世界屈指のiPhone大国で、Android派は圧倒的に少数派です。
それほど、iPhoneは日本人にとって扱いやすく、親しみやすい存在という事ですが、その一方で「SDカードが使えない事」に関しては、不満を覚えているユーザーも多いのではないでしょうか?
しかし、この問題は「ライトニングUSBメモリ」を手に入れる事で、スマートに解決する事が出来ます。
iPhone唯一の弱点はズバリ「SDカードが使えないこと」
快適な操作感と、手軽に撮影できるカメラ、選ぶのが楽しい豊富なカバーなど、iPhoneには沢山の魅力が詰まっていますが、唯一の弱点は、Androidでは出来る「SDカードへのデータ保存」が出来ない事です。
Androidは本体の保存容量が少なくても、SDカードを使えば幾らでも容量を増設する事が出来ますが、iPhoneではそれが出来ません。
もちろん、128GBなどの大きな容量のiPhoneを購入するという手はありますが、もともと高価なiPhoneがさらに高くなるので、万人にお勧め出来る方法とは言えません。
また、SDカードが使えないと、Apple製品以外のガジェットとのデータ連携が面倒というデメリットもあります。
iPhoneで使えるUSBメモリ「ライトニングUSBメモリ」とは?
iPhoneにはSDカードスロットが装備されていないので、物理的に「SDカード」を使用する事が出来ませんが、その代わりに「ライトニングUSBメモリ」を使う事が出来ます。
これは、iPhoneのライトニング端子に直接挿入出来るUSBメモリで、仕組み自体はパソコンのUSBメモリと同じものです。
この「ライトニングUSBメモリ」を手に入れれば、iPhoneのデータをUSBメモリに転送する事が出来るので、SDカードが使えないという欠点を補う事が出来ます。
また「ライトニングUSBメモリ」には、通常のUSB端子も付いているので(機種によります)パソコンなどの他のガジェットとのデータ連携も出来るようになります。
専用アプリを用いた簡単操作が魅力
ライトニングUSBメモリの使い方はとても簡単で、基本的にはライトニング端子に本体を差し込むだけで動作します。
AndroidのSDカード操作は、機種によっては癖があるものもありますが、ライトニングUSBメモリは、iPhoneのように直感的に操作する事が出来ます。
殆どのライトニングUSBメモリには、専用アプリが用意されているので、それをインストールすれば、すぐにiPhone用のUSBメモリとして使う事が可能で、iPhoneの本体容量が少なくても、データを保存する場所を確保する事が出来ます。
また、アプリによっては、写真データの一括バックアップなどにも対応しているので、例えばiPhoneで撮影した画像を、全てWindowsに取り込むという使い方も出来ます。
必ず「MFi認証済み」のライトニングUSBメモリを選ぶ
Apple純正品以外の、iPhoneの周辺機器には「MFi認証」と呼ばれる認証制度があり、これは「Made For iPhone/iPad/iPod(MFi)」の略で、Appleが公式に動作保証をしている周辺機器という証です。
商品パッケージに「MFi認証」の記載がないライトニングUSBメモリは、iOSのアップデートなどで、突然認識しなくなる可能性があるので、購入する際は必ず「MFi認証済み」のものを選びましょう。
今回のまとめ
iPhone最大の弱点「SDカードが使えない」というポイントを、スマートに解決できる「ライトニングUSBメモリ」は、iPhoneユーザーの救世主といっても過言ではありません。
本体の容量不足や、他のガジェットとのデータ連携で困っていたiPhoneユーザーは、ぜひ導入を検討してみましょう。
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