2018.07.226/21リリース!3キャリア対応のメッセージアプリ「+メッセージ」
6/21リリース!3キャリア対応のメッセージアプリ「+メッセージ」
Docomo、AU、ソフトバンク、この3つのキャリアのうち、家族や友達が異なったキャリアを持っている場合に、これまでは簡易的なメッセージのやりとりが困難でした。
LINEやFacebook Messangerなどもありますが、キャリアをまたいだSMS(ショートメッセージ)を送りたいというニーズはあったのです。
そこで登場したのが+メッセージ(ぷらすめっせーじ)です。
Docomo、AU、ソフトバンクの3社が共同開発
このアプリは、どこかの会社が頑張って作ったアプリというわけではなく、なんとどこも、AU、ソフトバンクの3社が共同開発したものなのです。
よって、どこかのキャリアで動かない、特定のキャリアだけ不具合が起きるといったことがありません。
2018年5月まで、Androidのベータ版がリリースされていましたが、なんとソフトバンクのスマホでキャリアメールが全消しされてしまうなど、たいへんな不具合をはらんでいることがわかり、ダウンロードの制限がありました。
しかしこのたび6/21に晴れてiOSにてアプリが正式リリースされ、キャリア間SMSを愉しむことができるようになったのです。
アプリは電話番号がわかればなんでも送れる
+メッセージアプリは、電話番号でまず認証します。
そして、相手の電話番号さえわかれば、動画でも写真でも、なんでも送ることができるのが特徴です。
さらには、LINEのようにスタンプまで送れるので、楽しくコミュニケーションを取ることができるでしょう。
ただ、LINEやFacebook Messangerとの使い分けが問題です。
もうすでにその2つのアプリが存在するため、あとはSMSのニーズがどこまで広がるかです。
SMSそのものは、多くのWebサービスの電話番号認証に使われますので必須の機能です。
そのニーズを取り込むことがまずは普及の第一段階ですが、アプリのインストールにあたってダウンロードが非常に分かりづらいという難点があります。
iOSならAppStoreからですが、Androidの場合はキャリアごとに統一されていないダウンロードを行う必要があるため、分かりづらいのです。
ネックは格安SIM対応か
格安SIMは大手キャリアの回線を借りているものなのですが、プラスメッセージは電話やネットとは異なるサービスとして扱われるため、格安SIM対応が遅れています。
しかし、格安SIMキャリアが利用したいと考えれば、導入そのものはそれほど難易度が高くないので、普及するかもしれません。
当面はSMSの代わりに
プラスメッセージ、LINEやFacebook Messangerのように、SMSの代わりとして普及するでしょうか。
キャリアを超えて、さらにはMVNOも超えていけることができれば、可能性は十分あります。
6/21にはTwitterでトレンドになるほど話題となったので、ダウンロードした人も多かったのではないでしょうか。
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