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マイナンバー|いまさら聞けない【スマホ用電子証明書搭載サービス】とは

2016年に発行が開始されたマイナンバーカードが発行され、さまざまな分野で活用が進んでいますが、政府は2023年5月に、マイナンバーカードの機能をスマートフォンに内蔵する「スマホ用電子証明書搭載サービス」の開始を発表しました。

マイナンバーカードを持ち歩かずに、マイナンバーカードの一部の機能を利用できるようになったのです。こちらの記事では、「マイナンバーカード」電子証明書搭載したAndroidスマホの設定手順について詳しくご紹介します。

スマホ用電子証明書搭載サービスが2023年5月よりスタート!

スマホ用電子証明書搭載サービスとは、マイナンバーカードのICチップ内に内蔵されている「利用者証明用電子証明書」と「署名用電子証明書」の2つの証明書を用いて発行された証明書を、スマートフォン内に保存し、利用するサービスのことです。

このサービスを利用することで、スマホを使ってマイナンバーカードの各種サービスを利用できるようになりました。

対応機種

スマホ用電子証明書は、Androidスマホのうち、比較的新しい「おサイフケータイ」対応機種で、かつ次の要件を満たした機種で利用できます。

▽スマホ用電子証明書搭載サービスの対応機種

  • NFC Type Bの通信に対応している機種
  • GP-SE(GlobalPlatform Secure Element)を搭載している機種

今後リリースされる最新機種が、スマホ用電子証明書に対応しているかについては、今後対応端末一覧表を作成すると発表しています。

スマホ用電子証明書搭載サービスでできること

スマホ用電子証明書搭載サービスで、私たちが利用できることをまとめてご紹介します。

オンライン申請

子育て支援や確定申告、さらに引越しに関する諸手続きなど、マイナンバーカードの各種オンライン申請の際に利用できます。

自己情報の閲覧

薬剤や健診情報をはじめ、母子健康手帳などの自己情報を閲覧できるようになります。

通知が届く

予防接種などの通知が、スマートフォンに届くようになります。

各種民間オンラインサービスの申し込み・利用

銀行や証券口座の開設をはじめ、スマートフォンや携帯電話の契約手続き、そしてキャッシュレス決済申込などの各種民間オンラインサービスの申し込みや利用手続きにも活用できます。

コンビニ交付サービスの利用

住民票など、コンビニで交付できる公的書類を受け取れます。

健康保険証としての利用

健康保険証としても活用できます。

パスワード(4桁の暗証番号)と生体認証の登録手順

スマホ用電子証明書搭載サービスを利用するためには、お使いのAndroidスマホに専用アプリ「マイナポータル」をダウンロードする必要があります。

▽マイナポータルのアプリ

アプリを起動し[マイページ]をタップし、スマホ用電子証明書を[申請する]をタップします。

マイナンバーカード用署名用電子証明書のパスワードを入力します。このパスワードは、市区町村からマイナンバーを受け取った際に設定した6〜16文字のパスワードのことです。

  • 署名用電子証明書
  • 利用者証明用電子証明書

上記2つにチェックを入れ、注意事項を確認の上[確認しました]にチェックをします。

その後[申請する]ボタンをタップしてください。

お手持ちのマイナンバーカードと端末を密着させて読み取りを開始します。

読み取りが完了したら[次へ]をタップします。

スマホ用署名用電子証明書で利用する6〜16ケタの新しいパスワードを設定します。

スマホ用利用者証明用電子証明書の新しいパスワードを数字4ケタで設定します。

以上で申請が完了です。手続きが完了したら、プッシュ通知で知らせてくれるので確認をしましょう。

まとめ

スマホ用電子証明書を活用することで、これまでマイナンバーカードの提出が必要なケースでも、証明書が表示されているスマホ画面を提示するだけで、各種サービスを利用できるようになります。

対応機種をお持ちの方は、ぜひこの機会にご紹介した手順で手続きを完了させてみましょう。

▽マイナポータルのアプリ

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