2023.06.14【ChatGPT】有料版と無料版の違い|GPT4で出来る事とは
Open AI社が開発したChatGPTは、人間と同じような会話ができる自然言語処理ツールとして世界的に活用されています。無料版でも十分役立つ便利なツールですが、有料版のChatGPTに興味のある方も少なくないでしょう。
こちらでは、有料版の「ChatGPT Plus」の概要をはじめ、有料版をおすすめするユーザーについてご紹介します。この記事を通じて、ChatGPTの魅力と活用方法を理解していきましょう。
ChatGPTとは
ChatGPTとは、高度なAI技術を活用して人間のように自然な会話ができるAIチャットロボットのことです。2022年にリリースされて以降、革新的なサービスとしてたちまち注目され、リリースしてから2ヶ月でユーザー数1億人を突破したことでも話題となりました。
ChatGPTでできることの具体例は次のとおりです。
▽ChatGPTにできること
- 会話
- 翻訳
- 原稿作成
- 文章要約
- プログラミング
- 楽譜作成など
このように、ChatGPTはテキストボックスに入力可能な文章や言語であれば、基本的にどんなことにも対応する画期的なサービスと言えるでしょう。
ChatGPTの無料版と有料版の違い
ChatGPTは、メールアドレスを登録するだけで誰でも無料で利用できるサービスですが、より高度な自然言語能力を持つChatGPT Plusが2023年5月にリリースされました。
ChatGPTの無料版は、OpenAIの最新のGPT-3モデルを基にした会話型AIです。無料版は一部の制限があるものの、ユーザーはテキスト入力を通じてChatGPTと対話し、AIは自然で人間らしいレスポンスを生成します。
ChatGPT Plusは、月額20ドル支払うことで誰でも利用できるようになります。
▽ChatGPT Plusの特徴
- GPT-3.5を利用できる
- GPT-4を利用できる
- さまざまなプラグインを活用できる
- 応答速度が速い
- 新機能や改善された機能を優先的に利用できる
無料版で利用するGPT-3に比べると、GPT-3.5やGPT-4は、より高度な言語処理能力を持つのが特徴です。特にGPT-4の性能の高さは格段にアップしています。
▽GPT-4でできること
- 手書きメモなどを分析してコード作成ができる
- 画像を認識できる
- 文章能力の向上
- Web上の最新の情報を使って回答できる
GPT-4では、手書きのメモなどに書かれた内容を把握し、HTMLコードを生成できます。そのため、サイトの構造を手書きで記したものをChatGPTに提示することで、ものの数分でサイトを作成できるのです。
GPT-4では、テキストだけでなく画像の認識ができるようになりました。画像の中身を正確に把握し、その内容を文章で説明できるのです。
また、GPT-4は、従来の言語モデルよりも高度な自然言語処理タスクを実行できるのも大きな特徴です。例えば、複数のWebサイトを比較して共通する部分を抜粋して要約することをはじめ、より高度な質問に対して的確に回答できるようになりました。
そして、最大の特徴は、Web上の最新の情報を照らし合わせて回答できるようになったことです。これまでの無料版のChatGPTでは、2021年9月時点の情報を学習しているため、最新情報を参照できないのが大きなデメリットでした。有料版のChatGPT Plusではこの大きな課題を解消し、最新情報を含めて文章の生成ができるようになりました。
ChatGPT Plusをおすすめするユーザー
ChatGPT Plusは、次のようなユーザーにおすすめのサービスです。
▽ChatGPT Plusをおすすめするユーザー
- 頻繁にChatGPTを利用したい
- 最新機能を活用したい
- 文章作成を簡単にしたい
- 自分の作成したコードをチェックし、内容を改善したい
- SNSの投稿内容を考えたい
ChatGPTは、多くの人たちを魅了しているAIチャットロボットですが、Plusはさらなる便利な機能が搭載されています。頻繁にChatGPTを利用される方、そして最新機能を活用したいとお考えの方は、ぜひ
前向きに有料版の利用を検討してみましょう。
まとめ
ChatGPTは、これまでAIには不可能とされていた自然言語能力を持ったAIチャットロボットとして全世界的に利用されているサービスです。
無料版でも、基本的な会話型AIチャットサービスを利用できるものの、有料版のChatGPT Plusはより高度な機能をはじめ、最新機能を優先的に利用できます。今回ご紹介した内容を参考にしながら、自分の使い方やニーズ、目的に合わせて、どちらのバージョンが適切かを判断していきましょう。
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