2022.11.06スマホが急速充電に反応しない時の原因と対処方法
急速充電は、従来の充電に比べて短時間で済むため非常に便利な充電方法です。しかし、突然急速充電ができなくなってしまったと困ってしまったという経験をお持ちの方も少なくないでしょう。
そこでこちらの記事では、スマホが急速充電に反応しないときの原因と対処方法について詳しくご紹介しましょう。
スマホの急速充電ってなに?通常の充電との違いは?
スマートフォンの急速充電とは、従来の充電に比べてより多くの電力を供給することによって短時間で充電できる方法を指します。
▽急速充電をするための条件
- 急速充電対応のスマートフォンを使用すること
- 急速充電できる充電器を使用すること
どのスマートフォンでも対応しているわけでないこと、そして急速充電対応の充電器を用意しなければなりませんので注意しましょう。
スマホが急速充電に対応しない原因
スマートフォンが急速充電に対応、反応しない原因についてご紹介しましょう。
スマホが急速充電に対応していない
まず考えられる理由が、お使いのスマートフォンが急速充電に対応していないということです。一般的な充電方法よりも多い電力を使う急速充電ですが、大容量の電力にしっかりと対応できる機種でなければいけません。
お使いのスマートフォンが急速充電に対応している機種であるかを確認しましょう。iPhoneの場合は、iPhone8以降の機種であれば急速充電に対応しています。
Androidのスマートフォンも急速充電の対応可否について確認してください。
充電ケーブルやアダプターが急速充電に対応していない
スマートフォンに付属している充電ケーブルは急速充電に対応していないアイテムであることがほとんどです。急速充電をするためには、専用の充電ケーブルやアダプターを用意しましょう。
▽急速充電対応の充電ケーブルとアダプターの基準
- 20W以上のアダプター
- USB PD(Type-C)
PDとは「Power Delivery」の略で、従来のUSBと比較してより多くの電力の供給に対応している規格のケーブルを指します。この規格に対応しているのは、「Type-C」というiPadやAndroidのスマートフォンで採用されているケーブルです。
上記の2つのアイテムを用意しているかどうかを確認しましょう。
急速充電のタイミングでない
バッテリー残量が80%を超えたタイミングで急に充電の速度が落ちてしまうと感じている方も多いかと思います。しかし、急速充電は充電中の間ずっと起動しているわけではないのです。
リチウムバッテリーは、80%以上充電しようとするとデバイス側が強制的に充電を抑える仕組みをしています。そのため、たとえば50%まで充電するのに30分で済んでいたのに、充電が100%なるまで30分で充電できるというわけではないのです。
充電序盤は急速充電できていても徐々にゆっくりのペースになるのは、リチウムバッテリーの特性です。機種の故障などではありませんので安心して使用してください。
スマホが異常な高温状態になっている
急速充電は通常の充電に比べて多くの電力が供給されるため、スマートフォンが熱を帯びやすい状態になりがちです。異常な高温状態となってしまった場合、デバイスを保護するために急速充電を一時停止したり、受け付けないようにしたりします。
急速充電中にスマートフォンが熱くなっている場合は、一旦充電をストップするか、通常充電に切り替えてみましょう。
急速充電に対応しないときの対処法
急速充電に対応しないときの対処法についてご紹介しましょう。
スマホの電源を落とす・再起動する
急速充電に対応しない場合は、一度スマートフォンの電源をオフにしましょう。充電をしていても消費する電力が多い場合は、充電速度はどうしても遅くなってしまいます。
電源を落とした状態で充電をすれば電力が供給されるだけですので、より早く充電が完了します。
この方法は、急速充電に限らず一般の充電時間の短縮にもつながりますので、是非試してみましょう。
急速充電ができない場合をはじめ、スマートフォンに何かしらの不具合がある場合はスマートフォンを再起動してみるのもおすすめの方法です。
アダプターや充電ケーブルを新しいものに交換する
急速充電がうまく作動しない場合は、使用するアダプターや充電ケーブルを交換してみましょう。充電器を交換して問題なく充電できる場合は、アダプターや充電ケーブルの故障が考えられます
故障していないように見えても内部で断線している可能性もありますので、違う充電器を一度使ってみて充電できるかどうかを確認してみましょう。
ソフトウェアのアップデートをする
ソフトウェアを最新のものにアップデートしていないことも、急速充電がうまく動作しない原因の一つです。アップデートしないことによってソフトウェアで何かしら問題が起こってしまい、うまく充電が機能しないことも考えられます。
ソフトウェアは常に最新のものにアップデートする習慣をつけましょう。
まとめ
スマートフォンが急速充電に反応しないときの原因と対処方法についてご紹介しました。
ご紹介した対処方法を試してみても改善しない場合は、バッテリーや基盤、充電口の故障が考えられるので、早急に修理を依頼しましょう。
スマートフォンの不具合にお困りの方や新しいスマートフォンへの乗り換えを検討している方は、お近くのテルル各店までお気軽にご相談ください。
お客様のご予算や用途に合わせて最適な方法や機種を提案いたします。
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