iPhoneは日常的な利用でも便利ですが、ビジネスシーンでも非常に便利に利用できます。しかし、多くの方は使いこなしきれていないのが現状です。そこで、この記事ではiPhoneをビジネスシーンで活用する方法を紹介します。
この記事を読むとわかること
- メモ機能を活用する方法
- カレンダー機能を活用する方法
- 着信機能の活用方法
メモを活用する
iPhoneを日常的に持ち歩いている方は多いと思います。手書きのメモ帳を持ち歩くと荷物が増えてしまうので、日常的に持ち歩くiPhoneのメモ機能を活用すれば、いつでも簡単にメモが取れるだけでなく、簡単に見返せます。
この章では、メモを便利に活用する3つの方法について紹介します。
音声入力を活用する
音声入力は非常に簡単にできます。「Hey Siri」とSiriを起動してから、メモしたい内容を喋りかけるだけで、メモをしてくれます。
音声入力は非常に精度が高いのですが、周りの環境によってはうまく聞き取れないケースもありますが、後で手直しすれば大丈夫です。そのため、人が話している内容をメモしたい時に、音声入力は非常に便利です。
また、環境によっては暗い場所でメモを取りたい時が来ると思います。そんな時に紙のメモ帳では自分が書いている文字が見えません。しかし、iPhoneのメモであれば、暗い場所でも問題なくメモを取れます。
「iPhoneに向かって喋りかけるのは恥ずかしい」と思う方もいると思いますが、フリック入力よりも早く入力でき、時間短縮にもつながるのでおすすめです。
写真に紐づけてメモを取る
まず、写真を撮ってカメラロールを開きます。使用したい画像を選択し、画面左下のアクションアイコンをタップしてください。
このような画面が表示されるので、メモを選択しましょう。
保存先とテキストを入力したら完成です。
大量に撮影できる写真はどうしても奥底に埋まってしまいますよね。そこで、タイトルをつけることで検索性を高められます。日記のようにしても使えます。
また、料理のレシピを画像付きでメモできるので、バイトの研修や社員研修にも役立てることが可能です。
メモのフォルダに名前をつける
- メモを開いてフォルダを表示
- 画面右上の「・・・」をタップ
- 「名称変更」をタップ
- 「フォルダの名前を変更
PCでは、「フォルダ名を変えてフォルダを持つ」ということが当たり前に行われていますが、iPhoneで実行している方はまだまだ少ないでしょう。簡単にメモをまとめることができるので、メモの管理方法に困っている方は活用してみるといいでしょう。
カレンダーを活用する
iPhoneの標準機能と聞くと、「シンプルな機能性」というイメージを持っている方が多いと思います。しかし、iPhoneカレンダーはスケジュール管理に必要な機能をバッチリ備えています。
年/月/週/日の表示切り替え
スケジュールを確認したい場面はさまざまです。今日の予定を知りたい時もあれば、来月の予定を知りたい場合もあります。
iPhoneのカレンダーでは、年間・月間・週刊・1日ごとにみやすく最適化された表示へと切り替えられます。操作もタップで切り替えるだけなので、予定を聞かれた時に簡単に対応できます。
予定の色付け機能で見た目にわかりやすい管理
予定と言っても、遊びや仕事、病院の予約などさまざまな予定があると思います。それを一つのカレンダーで管理していると予定がごちゃついてしまい、かえって見づらいですよね。
そんな時、iPhoneのカレンダーであれば予定の種類ごとに分類した複数のカレンダーを作成できます。さらに、カレンダーの配色を設定することで、設定した予定の種類をひと目で確認できるようになります。
複数のカレンダーを管理・色付けする方法
カレンダーアプリを開き、画面下のカレンダーを選択します。
カレンダーの追加を選択します。
名称と色を追加したら完成です。
カレンダーごとの表示・非表示 設定
カレンダーごとに表示・非表示の設定もできます。
カレンダーごとに表示・非表示の設定方法
- アプリを開き、画面下のカレンダーをタップ
- カレンダー名が一覧表示されるので、表示したいカレンダーにだけチェックを入れる
着信機能を便利に活用する
新型コロナウイルスの影響で、在宅勤務する方も多いと思います。そのような方がより、効果的に着信機能を活用する方法を紹介します。
電話をMacやiPadで受ける
FaceTimeやi Messageなどの機能はiPhoneのみではなく、MacやiPadにも搭載されています。同じApple IDであれば、端末間の送受信が可能です。
MacやiPad自体には電話の機能はありませんが、Wi-Fi経由でiPhoneの通話を利用することが出来ます。条件は同じApple IDへの設定と同じアクセスポイントへの接続です。あとは、iPhone側で他のデバイスの通話を許可すれば完了です。
設定方法
設定から電話を選択します。
ほかのデバイスでの通話を選択します。
他のデバイスの通話を許可をオンにしたら、設定完了です。
LEDフラッシュで着信を見逃さなくなる
リモートワークでiPhoneを置きっぱなしにしていると、通知になかなか気づけませんよね。先ほど、紹介したMacやiPadで電話を受ける設定にすれば解決をしますが、MacやiPadを所持していない方も多いと思います。
そんな時に、LEDフラッシュの設定をしておけば、大切な電話を見逃す心配はありません。
設定方法
設定からアクセシビリティを選択します。
オーディオ/ビジュアルを選択します。
LEDフラッシュ通知をタップします。
最下部にあるLEDフラッシュをオンにする
まとめ
いかがだったでしょうか。iPhoneの純正アプリのみで仕事を効率化できる機能がたくさん備わっています。活用できるのとできないのでは、仕事にもたらす影響が大きく異なるので、ぜひ気になる機能は設定してみてください。