2021.09.12Androidユーザー必見!便利アプリ「Tasker」を実際に使ってみた!
みなさんは「Taker」というアプリを知っていますか?Taskerとは、お使いのスマートフォンの動作を自動化させることができるという驚きの機能を実現した神アプリなのです。通常の設定ではできない細かな動作を自動化させることであらゆるタスクに対応できますよ。
そこで今回はAndroidユーザーにぜひおすすめしたい便利すぎるアプリ「Tasker」の機能や使い方を徹底解説します!
Taskerを知らない方はもちろんのこと、Taskerをダウンロードは敷いたものの使い方がいまいちわからない人にもわかりやすい内容です。記事の最後には実践的な設定方法も紹介しますのでぜひ最後までチェックしてくださいね!
Taskerとは?
Taskerとは、通常の設定ではできないようなタスクや動作を自動化できる、まるで魔法のようなアプリです。
例えば次のような設定ができます!
- Bluetoothイヤホンを耳につけたら音楽を自動的に再生させる
- 家の近くにいるときは自動的にWi-Fi接続をする
このように通常であれば自分で操作しなければならないような細かなタスクを自動的に実行してくれるというとても便利なアプリなのです!具体的な使い方やおすすめの設定方法などは記事の後半で詳しく解説していきます。
Taskerを使う前に知っておきたい用語集をチェック!
Taskerでは、条件などやタスクを自由に組み合わせることで自動化することができるアプリです。アプリ内では専門的な用語がとても多く使われているため、初心者の方にはとても難しく感じてしまうかもしれません。
そこでここからは、Taskerでよく見かける用語をまとめましたのでぜひ参考にしてください。
Action(アクション)
(内容)「何をするか」という動作に関すること。合計300種類以上あり、バージョンアップされるたびにその数は増え続けている。
(具体例)イヤホンを耳に入れたら音楽を自動的に再生させる
Task(タスク)
(内容)1つ以上のアクショングループのこと。1つの操作で複数の動作を連動して行う場合に使用する。
(具体例)マナーモードにしたら、着信音をOFF、通知音もOFF、バイブはONにする
Context(コンテキスト)
(内容)上記のActionやTaskを実行するための条件・トリガーのこと。100種類以上もある。
(具体例)オフィスについたらWi-Fiに繋げる
Profile(プロファイル)
(内容)ContextとTaskをセットでまとめたもの。1つのProfileには最大4つのContextを設定できる。
Taskerアプリの使い方を徹底解説!上記の用語がある程度イメージできたところで、詳しい使い方についてご紹介します!
ここからはTaskerアプリの具体的な使い方について詳しく解説していきます!
1)インストール
まずは、Google Playストアで「Taker」と検索をしましょう。検索がヒットしたら、アプリのインストールページよりアプリをダウンロードしましょう。
Taskerは有料アプリのため、インストール時に380円課金されます。課金されるのはこのダウンロードの時だけなので、それ以降に料金は発生しませんが、有料アプリを使うのに抵抗がある方も多いはずです。
筆者も基本的に無料のアプリを選んで使っていますが、このTakerだけは課金されてもダウンロードしてよかった…と心から思えるアプリです!ちょっと面倒なことや手間に感じてしまう操作を自分に変わって行ってくれるのでとても使いやすく気に入っています。
2)言語設定
Taskerは英語表示されるアプリですが、設定次第で日本語表示できます。
日本語表示を希望する場合は、以下の手順で設定しましょう。
- メニューから「Preferences」を選択
- 「UI」の「Language」を「Japanese」を選択
- Taskerアプリを再起動させると日本語表示される
専門的な用語が多いため、日本語表示することでとてもわかりやすくなるのでおすすめです!
3)プロファイルやコンテキストを追加する方法
好みの設定をしていくために必要な「プロファイル」と「コンテキスト」の追加方法についてみていきましょう。
【プロファイル・コンテキストの追加方法】
- プロファイルタブを開く
- 画面の左下にある「+(追加」ボタンをタップする
- 利用したいコンテキストをタップし、プロファイルに追加する
- 複数のコンテキストを追加する場合は、→「追加」をタップする
【複数のコンテキストを追加する方法】
- 既存のプロファイル内のコンテキストを長押しする
- 表示されたメニューの中の「追加」をタップする
1つのプロファイルには最大4つまでコンテキストを追加できますので、オリジナリティ溢れる設定ができますよ!
4)タスクやアクションを追加する方法
プロファイルやコンテキストの設定方法の次は「タスク」や「アクション」の追加方法についてみていきましょう。
【タスク・アクションの追加方法】
- タスクタブを開く
- 画面の左下にある「+(追加」ボタンをタップする
- タスクの名前を設定し、タスク編集画面が表示される
- 「+」ボタンで詳細なアクションを設定する
- 複数のアクションを設定する場合は「if」というアクションを活用することで、複数の条件を重ねて設定できる
既存のプロファイルに基づいて設定する場合は、プロファイルタブの中にある「新しいタスク +」というメニューをタップすれば、プロファイルタブからもタスクやアクションを追加できますよ!
Taskerアプリ・おすすめの設定方法を厳選してご紹介!
ここからはおすすめの設定方法を厳選してご紹介します!
1)帰宅後にサイレントモードに設定する
おうち時間はなるべくリラックスしたいという方におすすめの設定です。電話がかかってきた時は音が鳴るように設定してみましょう。
ミュートアプリを別途インストールし、タスクとして設定するととても簡単にサイレントモードに設定できますよ!
自宅に入ったらというコンテキストはとても活用できますので、ぜひ応用したいですね!
Wifi-Connected
場所:State>Net>Wifi-Connected
内容:指定したSSIDのWi-Fiに接続された際に機能する。
Not Calling Incoming
場所:State>Phone>Call
内容:
TypeをIncomingにして着信時設定。
Invertに設定することで電話がかかってきていない場合に設定。
Launch App
場所:App>Launch App
内容:インストールしたミュートアプリを設定する。
2)Bluetoothイヤフォンを認識したら音楽を自動再生するよう設定する
イヤフォンや車のBluetoothに接続して音楽を楽しむ方も多いはず。そこで知っておくと便利なのが特定のBluetoothに接続された時に音楽を自動再生する設定です。
BT Connected
場所:State>Net>BT Connected
内容:指定したBluetoothデバイスと接続が確認できると自動再生させる。
Launch App
場所:App>Launch App
内容:好みのメディアアプリを選択する
3)好みの画面の自動調整を設定する
Androidスマホには、元々画面の明るさを自動的に調整する機能が備わっていますが、なかなか希望の明るさに変わらないことも多いはず。そこでおすすめなのが外にいる時に明るく設定する方法です!
Light Level 53, 100
場所:State>Sensor>Light Level
内容:上…下限値、下…上限値、明るさ(照度)がこの範囲にあることを条件に画面明るさを調整してくれる。
Not Wi-Fi Connected
内容:State>Net>Wi-Fi Connected
場所:指定したSSIDに接続させるとこの条件が解除される。
まとめ
Androidユーザーの人にぜひおすすめしたいアプリ「Tasker」をご紹介しました!有料アプリではあるものの、毎日繰り返し行う操作を自動的に行ってくれるため、時短にもなってとても便利ですよ!ズボラな筆者にとってなくてはならない存在となっています。気になる方はぜひインストールしてくださいね!
テルルではこんな記事も紹介しています
アプリやってみたの他の記事 →