2021.04.10コロナ禍で促進される飲食店の“非接触”|最新事例とともに解説
昨今、新型コロナウイルスが飲食店に大きな影響を及ぼしてります。新型コロナウイルスの流行で客足が途絶え、閉店を余儀なくされた飲食店も多々あります。
今の飲食店に求められているのは、お客さんが安全に飲食を楽しめる環境作りです。安全性の担保には 人と人が“非接触”となる空間が求められます。
本記事では、飲食店で“非接触”を実現する最新事例を紹介します。
コロナ禍の飲食店は“非接触”が求められている
厚生労働省が掲げる新型コロナウイルス対策の基本は「3密」の回避です。具体的には、密閉・密集・密接を避ける必要があります。
従来までの飲食店は、商品の提供時や会計時などにどうしてもお客さんと店員の接触がありました。加えて人気店舗だと、お客さん同士の密集も避けられません。実際2020年は、飲食店でのクラスター発生事例もありました。
飲食店がコロナと共存するためには、可能な限り“非接触”を目指す必要があります。
飲食店における“非接触”の最新技術&事例
飲食店においては、非接触化を実現するためにさまざまな技術を導入しています。具体的な事例とともにみていきましょう。
メニュー表をスマホで代替(SmartMenu)
出典元:SmartMenu
SmartMenuは手持ちのスマホ画面にメニュー表を表示されるサービスです。テーブルに設置されたメニューブロックをスマホでタップ、もしくはQRコードを読み込むことで、メニュー表が表示されます。注文はスマホ上から行えるため、店員とお客さんの接触がありません。加えてメニュー表を使い回さないため衛生的です。
コロナ対策につながるのはもちろん、店員の負担軽減にもなるサービスですね。
スマホを用いた商品の事前注文&会計(モバイルオーダー)
出典元:マクドナルド
モバイルオーダーは、事前にスマホから注文・会計を済ませ、商品を受け取るサービスです。有名どころだとスターバックスやマクドナルドなどが導入しています。
モバイルオーダーはレジで注文や会計を行わないため、レジ前での混雑緩和につながります。人気店舗では避けられない密集空間を解消できる技術です。
受け取りロッカーを使ったテイクアウト(自動土産ロッカー)
出典元:スシロー
大手チェーン店スシローでは、テイクアウトの受け渡しを「自動土産ロッカー」で行っています。ネットや電話などで注文し、指定の時間に店舗へと向かうと、ロッカーに商品が入っている仕組みです。会計はセルフレジで行うため、一連の受け渡し作業で店員とお客さんが一切接触しません。
まだまだ導入している飲食店は少ないですが、非接触化に大いに役立つテイクアウトの方法ですね。
まとめ
非接触の実現で、新型コロナウイルスの感染リスクは低減されます。非接触を実現するためには、新たな技術の導入が必須です。
最新技術の活用で、今後飲食業界が再び盛り上がることを期待しましょう。
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