2021.01.23スマホも寒いのが苦手?冬のバッテリーの持ちを改善する方法 まとめ
さっきまで十分にあったスマホのバッテリーが、突然ス〜っと減っていく、、、これは「冬のあるある現象」ですが、ところでなぜ寒い場所だとバッテリーが減りやすいのでしょうか?
そして、少しでも減りを抑える方法はあるのでしょうか?この2点を解説していきます。
なぜ寒いとバッテリーが減りやすいのか?
iPhoneも含めて現在のスマートフォンの大半は「リチウムイオンバッテリー」を搭載しています。
リチウムイオンは非常に優秀なバッテリーなのですが、快適に使うための「最適温度」が設定されており、例えばiPhoneの場合は「0°C〜35°C」とAppleの公式HPに明記されています。
もちろん、これはAndroidも同じで、各端末メーカーの公式HPや商品パッケージに最適温度の記載がされています。
つまり、例えばiPhoneを持って雪山にスキーをしに行ったとして、その時の気温がマイナス5度だとしたら、バッテリーにとっては「最適温度以下の環境」となるので、結果として減りが早くなったり、場合によっては充電すらできない状況に追い込まれる時もあります。
逆に言えば冬でもバッテリーを冷やさないように意識すれば(温めれば)ある程度は本来のバッテリー性能を維持できるので、ここからはその具体的な方法を解説していきます。
その1:事前に十分な充電をしておく
今から寒い場所に行くときは、減りが早い前提で事前に十分な充電をしておく、、、これは考えれば当たり前の話ではありますが、意外とやっていなかったりします。
普段なら充電しないバッテリー残量でも、寒い場所に行くときは必ず補充電をしておきましょう。
ちなみに充電するとバッテリーの温度が上がるので、寒い場所でも冷えるまで時間がかかるというメリットもあります。
加えてもちろん「モバイルバッテリー」を持っていくのは大前提です!
その2:バッテリーが冷えにくい収納をする
例えばiPhoneをポケットに入れて常に体温に触れるようにしておく、バッグ内にタオルに包んだ状態でAndroidを入れておくなど、寒い場所では可能な限りバッテリーが冷えにくい収納をしましょう。
また、機密性の高い防水ケースを活用するのも有効で、温度控えめのカイロを貼っておくのも一つの手です(熱すぎるものはNG)
その3:省電力な設定や操作を心がける
冬は省電力な設定や操作を心がけることで、バッテリーの消費スピードを抑えることができます。
まずは「Wi-FiやBluetoothの設定をオフ」にして、常に接続を探している状態をなくしましょう。
仮に現場が圏外だったり、しばらく通信機能を使わない場合は「機内モード」に設定すると大幅にバッテリーの消費を抑えることができます!
また「省電力モード」があるなら設定しておく、カメラは「連写」の使用を控える、複数アプリを同時起動する「マルチタスク」を控えるなども有効な対策です。
まとめ:対策をすれば問題なし!
冬は突然バッテリーが凄い勢いで減っていくので「あれ、壊れたのかな?」と不安になることがありますが、これはあくまでリチウムイオンの正常な反応です。
これを踏まえた上できちんと対策をしておけば、冬でも快適にスマホを使うことができます!
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