2020.12.14ついにドコモが携帯料金を値下げに踏み切った!今後の流れは?
菅総理の一言で携帯料金の値下げが本格検討される
9月に誕生した菅義偉総理は、長く安倍政権で官房長官を努めていました。
令和おじさんというほんわかしたイメージがありながら、実は信念が強い政治家として知られています。
その菅義偉総理肝いりの政策として、携帯電話料金の値下げがあります。
日本の携帯電話料金は、世界的にも高いことで有名ですが、値下げによってより使いやすくすることが目的です。
総理からの要望に応じ、大手携帯キャリアも値下げを検討し始めました。
まずはじめに、auとソフトバンクがセカンドブランドであるUQモバイルやワイモバイルのプラン値下げに踏み切りました。
一方で、ドコモは静観していたのですが、12月についに新プランを発表して大きな話題を呼びました。
ドコモの「ahamo」プランとは?
ドコモが打ち出した新プランの名前はahamoです。
ahamoという名前には大きく3つの意味が込められています。
「未知の物事を瞬時に理解すること」を意味する「アハモーメント」、「なるほど」という相づちの英語表現である「Aha」、そして「楽しい時にアハハと笑う」感嘆詞としての「アハ」が込められているのです。
この名前どおり、他を凌駕する魅力的なプランを打ち出しました。
ドコモを始めとして、今までは同じキャリアの中で複数のプランが用意されています。
自分にマッチするプランを見つけ出せばお得感がある反面、よく変わらず契約すると無駄に料金を支払う必要があります。
反面、ahamoでは料金プランは1つで条件無しの2,980円で利用することができます。
安いのは魅力的ですが、その分だけ品質が気になるところですが、高品質な4G/5Gネットワークを利用できるので、従来のドコモの利用者であれば全く不自由なく利用可能です。
ahamoは特に若者をターゲットとしたプランとなっているので、あえて窓口ではなくオンラインでのみ受け付けています。
すぐに契約を切り替えたいという方にも向いたプランと言えますね。
どれだけお得感があるの?
ahamoプランに切り替えることで、どれだけお得になるかが気になりますよね。
従来のドコモのプランと比較しても、圧倒的なお得感があります。
また、ライバルとなるUQモバイルやワイモバイルとの比較という意味でも、ライバルと同じ20GBの容量でありながらも1,000円近く安い価格設定となっています。
通話料についても、ahamoの場合は5分以内の国内通話は無料であり、ほとんど電話しない方にとっては実質無料となるのです。
もし20GBを超過した場合は最大1Mbpsの制限がかかりますが、1GB500円で容量を追加可能です。
基本料金と同じく、総合的に見てもお得感が強いですね。
制約事項がある点に注意
魅力的なahamoですが、注意点もあります。
代表的なポイントとしては、キャリアメールが使えないという点があります。
ただ、最近ではLINEを筆頭にSNSで連絡する方が大半で、キャリアメールを使うシーンが減っています。
その意味では、あまり機にする必要はありません。
また、オンラインで申し込める反面、店舗での申し込みができないという点はデメリットとなります。
ただ、複雑なプランというわけではないので、この点も過度に気にする必要はありません。
ユーザーにとってはありがたい流れ
ドコモのahamoでは、今までお茶を濁した他社と違って、本気で値下げ競争に乗り出したと見ても良いでしょう。
これを受けて、auやソフトバンクがどのような手を打って出るのかが見ものですね。
ユーザーにとっては、この競争はとても歓迎できるものです!
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