2020.12.26スマホでもタブレットでもPCでも使えるHDD「NAS」って知ってる?
今時スマホやタブレットやPCなど、一人で複数端末を持っていても珍しくはありません。
なので「あれ?あのデータはどこに入ってるんだけ?」とデータ迷子になったり、AからBにデータを移したいけど、双方に合うコネクタがない、、、なんてコネクタ迷子になる場合もあります。
しかし、そんな時は「NAS」を導入すれば全てあっさりと解決できます!
NASとは?
NASとは「Network Attached Storage」の略で、ネットワーク上に存在する保存スペースのことです。
具体的にはネットワーク接続可能なHDDのことで、そのため「ネットワークHDD」と呼ばれることもあります。
従来型のHDDは端末と有線で接続する必要がありますが、NASはネットワークを通じて無線接続が可能です。
NASの特徴について
NASの特徴は、同じネットワークに繋がっていれば、どの端末からもアクセス可能なことです。
例えばPCからNASにデータを飛ばして、そのデータをiPhoneで受け取ることもできますし、タブレットで受け取ることも可能です。
わざわざSDカードやUSBメモリにデータを移す必要がなく、全てネットワーク上(NAS)でファイル操作とやり取りが完結します。
例えるなら自宅に自分専用の「iCloud」や「googleドライブ」があるイメージで、もちろん外出先からもNASにアクセスすることが可能です!
NASの種類について
NASには「HDD内臓型」と「NASキット」の2種類があり、前者はHDD実装済みですぐに使えるタイプ、後者はHDDを別途用意する必要があるタイプです。
HDD内臓型はリーズナブルで扱いやすいことが特徴ですが、拡張性と機能性はNASキットに軍配が上がります。
ただし、NASキットは設定に手間がかかりますので、はじめはHDD内臓型がおすすめです。
おすすめのNASを3機種紹介
NASについて理解できたところで、おすすめの機種を3つ紹介していきます。
1:BUFFALO NAS ネットワークHDD
PC周辺機器ブランドとして定評のある、バッファロー製のHDD内臓型の扱いやすいNASです。
スマホの専用アプリを用いて簡単に設定ができるので、はじめてのNASに最適です。
2:I-O DATA NAS デュアルコアCPU
デュアルコアCPUを搭載した高性能なNASで、大容量のデータをスピーディーに処理することができます。
保存容量12TBのHDD内臓型で、ビジネスユースとしても申し分ないスペックを秘めています。
3:Synology DiskStation DS220j
初心者でも比較的扱いやすい、NASキットの入門用としておすすめのモデルです。
データのバックアップ性能に優れているので、大切なデータでも安心して保存することができます。
まとめ:これからはNASの時代
NASがあれば、端末にマイクロSDカードを差し込んだり、USBメモリにデータを移す面倒から解放されます。
外出先でも自宅のデータをそのまま参照できるので、記録メディアを持ち歩く必要もなくなります。
ということで、これからはデータはNASに保存する時代です!
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