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鬼早い!超高速充電規格「USB-PD」って知ってる?

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家電量販店の充電器コーナーへ行くと「通常の○倍のスピードで充電できます!これがあれば高速充電が可能です!」という謳い文句の商品を沢山見かけます。

結局どれが一番早いのか?と疑問に思ってしまいますが、結論から言うと「USB-PD」に対応しているものが最速です!

ということで、超がつく高速充電が可能な「UBS-PD」を解説していきます。

USB-PDとは?

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USB-PDとは「USB Power Delivery」の略称で、具体的には「USB Type-Cケーブル」に対応した高速充電規格です。

一般的な充電器の給電パワーは「5W」が基準ですが、USB-PD対応充電器はなんと最大100Wのパワーを誇ります!

つまり、単純計算で20倍早く充電ができるということになりますが、現状そこまでの給電パワーを必要とするガジェットがないので、事実上は10〜30Wの給電パワーが一般的になっています。

しかし、仮に30Wとしても従来型より6倍早い計算となるので、いかにUSB-PDが高速なのかが分かります。

USB-PDを使うための条件

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USB-PDを用いた超高速充電を行うためには「対応充電器・ケーブル・端末」の3つが必要です。

このうち充電器と端末は比較的「対応品を用意しないといけない」という意識が働きますが、ケーブルもUSB-PD対応品である必要があります。

残念ながらこの中のどれか一つでも欠けてしまうと、本来のスピードで充電することができません。

Quick Chargeとは違うの?

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USB-PDと混同されがちな高速充電規格が「Quick Charge:QC」です。

こちらは米国のクアルコム社が開発した規格で、USB-PDと同じく「対応充電器・ケーブル・端末」が必要となります。

両者は高速充電ができるという点では似ていますが、全く異なる規格なので、対応機器の混同には注意しましょう。

なお、充電スピードに関しては、USB-PDの方に軍配が上がります。

USB-PDはiPhoneで使えるのか?

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USB-PDを使うためには、USB Type-Cケーブルが必要なので、ライトニングケーブルのiPhoneでは使えないと思われがちです。

しかし、片方がType-C端子、もう片方がライトニング端子のケーブルを用いれば、iPhoneでもUSB-PDを使うことができます!

ちなみにiPhone8以降のiPhoneであれば、全てUSB-PDに対応しています。

まとめ:一度使ったら2度と戻れない!

一度でもUSB-PDの充電スピードに慣れてしまうと、2度と従来型には戻れなくなります。

充電するガジェットが多い時代からこそ、充電時間短縮には価値があります。

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