2020.05.22話題の新製品「iPhoneSE」のファーストインプレッション
2020年4月27日、Appleの直営店にて(オンライン含む)新製品「iPhoneSE」がひっそりと発売されました。
その後、5月11日に各キャリア版のiPhoneSEも発売され、家電量販店や携帯ショップでの取り扱いが全面的にスタートしました。
SEブランドとしては「第2世代」となる今回のiPhoneSEですが、非常にコスパが良いモデルとして早くも人気商品となっています!
iPhoneSEとは?
本筋のナンバリングiPhoneとは異なる「iPhoneSEシリーズ」は、2016年の3月に初めて登場しました。
当時はスマホの大画面化が進んでいた時期ですが、iPhoneSEは「敢えて」コンパクト路線を貫き(画面は4インチ)本筋のナンバリングiPhoneより抑えた価格で大ヒットとなりました。
しかし、その後は後継機種が出る気配がなく、長らくiPhoneSEシリーズは沈黙を保ったままでしたが、2020年に突如発表・間も無く発売となった極めて珍しいiPhoneです。
今回発売された第2世代のiPhoneSEは、画面サイズやデザインはiPhone7・8を踏襲したものですが、CPUにはiPhone11と同じ最新の「A13 Bionic」を搭載しており、更には「ワイヤレス充電」や「おサイフケータイ」も搭載しながら、税込5万円でお釣りがくる(SIMフリー64GBモデル)コスパの良さが最大の特徴です!
iPhoneSE開封の儀
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iPhoneSEには「ブラック・ホワイト・レッド」の3種類のカラバリがありますが、今回著者はレッドをチョイスしました。
外箱は極めてシンプルなデザインとなっており、SEであることは背面に小さく掲載されている程度です。
同梱品はAppleお馴染みのリンゴシールとシンプルなマニュアル一式、ライトニング端子のイヤホンとケーブル、USB電源アダプタとなっています。
非常にコスパの良いiPhoneSEですが、同梱品はナンバリングiPhoneと全く変わりありませんでした。
iPhoneSEのファーストインプレッション
著者が直近まで使っていたのはiPhone7ですが、SEは明らかに全体的に反応スピードが良く、重めのアプリでもサクサク動作します!
やはりiPhone11に搭載されている最新CPU「A13 Bionic」が採用されている恩恵はかなり大きいと言えます。
また、SEはワイヤレス充電に対応しており、18W以上の充電アダプタ使用時の高速充電にも対応しているので、充電のストレスを感じることは殆んどありません。
もちろん、iPhone7から導入されたお財布ケータイも搭載しており、更には通常のSIMカードの他に電子SIMシステム「eSIM」にも対応しています(最大2回線の同時使用が可能)
ただし、iPhoneSEは7・8とサイズ的にはほぼ同じ作りですが、本体重量が若干増えているので、手の平に乗せるとズシリとした重さを感じました。
また、iPhoneSEの認証システムは「Face ID」ではなく「Touch ID」を採用しているので、ここは好みが分かれるところかもしれません。
iPhoneSEのカメラ性能をチェック
iPhoneSEのカメラはシングルレンズとなっており、iPhone11のような広角撮影には対応していません。
カメラの画素数はiPhone11と同じく1200万画素となっており、7や8に比べて暗所での撮影が改善されています。
試しに締め切った室内での撮影をiPhoneSEで試してみたところ、以前は全体的に暗い写真が明るくなったことを確認出来ました!
つまり、iPhone11のような広角撮影機能を求めなければ、SEのカメラは十分使えると言えます!
今回のまとめ:iPhoneSEは買い!
iPhoneSEは必要十分以上の性能があり、本筋のiPhoneの2/3くらいの価格で購入できることを考慮すると、間違いなく「買い!」だと断言できます(個人的に大満足です)
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