格安GPSトラッカー「どこかなGPS」！

子どもやシニア層にGPSを持たせ、スマホアプリ等から位置情報を取得することで安全を確認するシステムが昨今注目を集めています。

３月に、ソフトバンクからも「どこかなGPS」と呼ばれる格安GPSトラッカーが発売しております。

本記事では、「どこかなGPS」の具体的な機能や通信料について徹底解説します。

ソフトバンクからリリースされる新型GPS

「どこかなGPS」は、AndroidのLibero シリーズやソフトバンクのPocket Wi-Fi、かんたんケータイ、みまもりケータイなどと同じZTE製の商品です。

GPSは準天頂衛星システム「みちびき」に対応しており、高精度な測位が特徴です。

一部のソフトバンクショップ、家電量販店やソフトバンクのオンラインショップ、Yahoo!ショッピング、Amazonなどで購入することが可能です。

ソフトバンクユーザーのみならず、docomoやauのスマートフォンを利用するユーザーでも購入・使用することが可能です。

2年間の通信料込みで12,000円

「どこかなGPS」の販売価格は税抜き12,000円ですが、この価格は本体価格に加え2年間の通信料金が含まれたものとなっています。

つまり、一度本体を購入してしまえば2年間は無料で使用することができます。3年目以降は月額400円の通信料を支払う必要があります。

専用アプリで位置確認、「ついたよ通知」も

「どこかなGPS」には一定の間隔で端末の場所を自動測位する機能がついており、「今この瞬間どこにいるのか」を地図上に表示するほか、通ったルートを地図上であとから確認することも可能です。

測位する側は、スマホの専用アプリを開くだけでGPSを持った対象が今どこにいるのかをすぐに確認することができます。

また、アプリを開いて位置検索をせずとも、学校や習い事の教室など、あらかじめ登録したエリアへ到着した際にメールで通知してくれる「ついたよ通知」の機能もあります。

登録エリアは最大５ヶ所まで登録可能で、見地範囲は100m単位で設定することができます。

GPSの届かないエリアにも対応

同様のGPSトラッカーは既に他のメーカーからも発売されていますが、「どこかなGPS」の特徴として、GPSの届かない屋内や地下にも対応している点が挙げられます。

「どこかなGPS」は、GPS以外にも携帯電話基地局やWi-Fiを利用して位置を割り出す機能があるため、通常のGPSトラッカーに比べてより高精度な測位が可能です。

子どもやシニア層にGPSを持たせたい方には、ぜひ一度検討していただきたいデバイスです。