2019.12.19海外に行くときのiPhoneの設定は?高額請求を避けるために
「海外にiPhoneを持っていったら、いつもの数倍以上の高額請求がきた…。」
こんな話を過去に聞いたことはありませんか?知らぬ間に高額請求が来るなんて、想像しただけで恐ろしいですよね。
たしかに何の設定もせずに海外でiPhoneを使うと、高額請求がくるのは事実です。
そこで今回は、海外にiPhoneを持っていく際の設定について解説します。これから海外旅行や海外出張に出掛けようとしている人は必見です!
海外でiPhoneの利用料が高額になるパターンとは
海外でiPhoneの利用料が高額になる主な原因は、いつもとは違う電波を利用したデータ通信です。
電波が届かない海外に移動すると、スマホは現地の電波を利用して通信を行います。海外の通信業者の電波で通信を行なっている際は、従来契約していた定額制の料金プランが適用されません。つまり通信すればするほど、料金が加算されます。
スマホは操作をしていなくてもバックグラウンドで通信を行う時間が多いので、定額制の料金プランが適用されていないと、たちまち利用料は高額に。何も対策をしていない場合は、帰国後に高額請求がくるというパターンも多いです。
【高額請求を避けるために】海外に行くときのiPhoneの設定
海外にiPhoneを持っていっても、常にWi-Fiのみで通信をしていれば通信料金はかかりません。つまりWi-Fi接続時以外に通信をしなければ、高額請求は避けられます。
Wi-Fi接続時以外に通信をしない方法は、
- Wi-Fiによるデータ通信しか行わない場合
- Wi-Fiによるデータ通信に加え、通話機能を使いたい場合
の2パターンでそれぞれ異なります。それぞれのパターンにおける設定方法についてみていきましょう。
Wi-Fiによるデータ通信しか行わない場合
Wi-Fiによるデータ通信しか行わない場合は、iPhoneを「機内モード」に設定しましょう。機内モードにすると、Wi-Fi接続時以外は一切の通信が行われなくなります。
iPhoneを機内モードに設定する方法
ホーム画面もしくはロック画面において下から上にスワイプし、コントロールセンターで飛行機のマークを押下すると、iPhoneが機内モードになります。
Wi-Fiによるデータ通信に加え、通話機能を使いたい場合
Wi-Fiによるデータ通信に加え、通話機能も使いたい場合は、iPhoneのデータローミングをオフにしましょう。データローミングとは、電波が届かない場所において、自動で現地の通信業者の電波に接続する機能です。データローミングをオフにすると、Wi-Fi接続時以外の通信を避けつつも、通話機能だけは使うことができます。
データローミングをオフに設定する方法
「設定」から「モバイル通信」→「通信のオプション」と進み、「データローミング」をオフにします。
【まとめ】設定さえしておけば、高額請求がくることはない
特に海外に行き慣れていない人は、いつもと違う環境でiPhoneを使うのはちょっと怖いですねよ。
とは言えきちんと設定をしておけば、いきなり高額請求がくることはありません。海外に出掛ける前に、iPhoneの設定をきちんと確認しておきましょう。
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