2019.08.11メルカリの決済サービス「メルペイ」が激アツな件について
日本政府が掲げた「キャッシュレス社会」の実現に向けて、令和は様々な企業がキャッシュレス事業に参入しています。
100億円キャンペーンで一躍話題になった「PayPay(ペイペイ)」を筆頭に「キャッシュレス戦国時代」と呼ばれる時代がやってきています。
そんな中、あのフリマアプリナンバーワンの「メルカリ」が、突如キャッシュレス事業への参入を表明し、早速話題のサービスとなっています。
果たして、メルカリのキャッシュレス決済サービス「メルペイ」とは一体どんなサービスなのか?早速解説していこうと思います。
メルカリのキャッシュレス決済サービス「メルペイ」とは?
実は以前より、メルカリが金融業(キャッシュレス事業)に着手するのでは?という噂は常に流れていました。
それもそのはず、メルカリにはユーザーの莫大な売上金というストックがあるので、その売上金を決済サービスに転用出来ないか?という考えを持つ方が自然です。
まさにメルペイは「ユーザーの売上金をキャッシュレス決済に転用できるサービス」で、例えばメルカリでユーザーが上げた1,000円の売上金で、キャッシュレスで1,000円分の買い物が出来るというシステムです。
他のキャッシュレス決済サービスと同じく、銀行口座から残高をチャージすることも可能ですが、もともとメルカリユーザーは「不用品を売ったお金で新しいものを買う」というサイクルが出来ているので、売上金で買い物が出来るというシステムは、実に理にかなっていると言えます。
メルペイはメルカリの売上金で普段の買い物ができる
メルペイでの決済方法は、主に2つの方法に分類されます。
一つは他のキャッシュレス決済サービスのように、決済用バーコードを読み取ってもらう方法で(コード払い)もう一つは電子マネーの「ID」として決済する方法です。
このうち、メルペイのコード払いが出来るお店はまだまだ少ないですが、少なくても「ID」はコンビニや主要スーパー、家電量販店やドラックストアなどで広く普及しているで、現状ほとんどのお店でメルペイで買い物が出来る状態です。
そして、メルペイの残高は、主にユーザーがメルカリで上げた売上金なので、つまりはメルカリの売上金で普段の買い物が出来るということになります。
メルペイは「後払い」が出来る
他の決済サービスにはない、メルペイ独自の機能が「後払い」です。
これは当月1ヶ月分の支払いを、翌月に一括払いで支払えるというサービスで、例えば今月メルペイで500円の商品を3回購入したら、合計金額の1,500円を翌月にまとめて支払うというシステムです。
一括払いの支払い方法は「コンビニ/ATM払い(現金)・口座振替・メルペイ残高払い」から選ぶことが可能で、支払い合計金額の他に、決済手数料の300円が別途発生します(メルペイ残高払いは手数料無料)
つまり、今メルカリの売上金(メルペイ残高)がない状態でも、メルペイを使って普段の買い物をすることが出来ます。
もちろん、後払いサービスの利用上限金額を設定することは出来るので、使い過ぎの心配もなく、利便性の高いサービスです。
メルペイのクーポンが激アツ過ぎる
メルペイを含めて、この手の決済サービスは、とにかく普及させることが企業の利益に繋がるので、サービス初期段階ではかなりの金額が投資されます(PayPayの100億円キャンペーンが良い例です)
メルペイの普及策としては、メルペイで決済することを条件に、コンビニやファストフード店の激アツなクーポンを使うことが出来ます。
例えば、セブンイレブンの揚げ物が11円(!)だったり(現在は終了済み)マクドナルドの公式クーポンより安いクーポンなど、まさにサービス普及段階ならではの激アツクーポンが続々と追加されています。
これは当然、ある程度メルペイが普及すると、徐々に落ちついていくのは目に見えているので、まさに今が一番メルペイが得な時期です。
今回のまとめ
メルカリの売上金で買い物が出来る「メルペイ」は、もともと「メルカリで古い商品を売って新しい商品を購入する」というユーザーの行動原理に合致している決済サービスです。
様々な「〇〇ペイ」サービスが続々と登場していますが、メルペイの普及率は爆発的に増えることが予想されます。
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