メッセージを一斉送信出来る！もう一つのLINE「LINE@」とは？

飲食店や小売店などでよく見かける「LINE@友達募集中」の看板、実はあれは「LINE@」と呼ばれるサービスで、あのSNSの「LINE」が提供しているサービスです。

通常のLINEとの共通点も多く、実は個人ユーザーでも導入可能なサービスです。

果たして「LINE@」とは一体どのようなサービスで、何がLINEと異なるのでしょうか？

LINE＠とはどのようなサービスなのか？

通常のLINEは、1対1のやり取り（メッセージ、LINE電話）もしくは、グループ内の複数ユーザーとのやり取りが基本ですが、LINE@は「1対複数ユーザーとのやり取り」が基本です。

例えば、Aという店舗がLINE@を始めたとして、お客さんが店舗内の「LINE@友達募集中」という掲示を見て、仮に5人が登録したとします。

次に、Aという店舗が「明日はセールをします」というメッセージをLINE@で送ると、登録した5人のお客さんのLINEに、それぞれ「明日はセールをします」というメッセージが届きます。

これは、お客さんから見れば、あくまでAという店舗から個別に「明日はセールをします」というメッセージが届いたことになり、つまりはAという店舗が、5人のお客さんに対して「1対複数のやり取りをした」ということになります。

通常のLINEであれば、5人に同じ内容のメッセージを送る場合は、一人一人に個別でメッセージを送るか、5人のグループ内でメッセージを送る必要がありますが、これはあくまで「1対1」もしくは「複数ユーザー間」のやり取りです。

このように、LINE@は複数ユーザーに対して、一斉に同じメッセージを個別に送信する事が出来るので、クーポンの配布やセール情報の配信などで活用する店舗が増えているのです。

LINE@は誰でも無料で使える（有料プランもあり）

LINE@はビジネスライクなサービスなので、そもそも個人では導入出来なかったり、初期費用がかかるイメージがあると思いますが、実はLINE＠は誰でも（個人でも）無料で導入することが出来るサービスです。

LINE＠はあくまで通常のLINEと同じく、スマホの無料アプリとして提供されているので、言ってしまえばアプリストアから「LINE@アプリ」をダウンロードするだけで使えます（パソコンでも使えます）

LINE@のアカウントには「一般アカウントと認証済みアカウント」があり、個人で導入する場合は一般アカウントで、月1000通までのメッセージを無料で送ることが出来ます。

例えば、LINE@の友達が100人の場合は、無料でメッセージの一斉送信が出来るのは、月10回までということになります（1回につき100通のメッセージ×10回＝1000）

これ以上のメッセージを送信したい場合や、友達の数が多い場合は、別途有料プランに加入する必要がありますが、少なくても導入してライトに使う分には誰でも無料です。

LINE@は「1対1のやり取り」も出来る

LINE@の基本は「1対複数」でのやり取りですが、例えば一斉送信したメッセージに対して、返事をくれたユーザーとの「1対1のやり取り」も可能です。

AさんがLINE@で「明日の集合時間は10時」というメッセージを一斉に送ったとして、それを受け取った誰かが「10時は厳しい」と返信すると、そこからはAさんと返事をくれたユーザーとの「1対1のやり取り（個別のやり取り）」になります。

つまり、LINE＠の発信者側は、メッセージを一斉に送ることも、それぞれ個別に送ることも可能で、受け取る側は全て管理者との個別のやり取りになります。

LINE@は個人ビジネスでも活用できる

クーポンの配布やセール情報の配信など、LINE@をビジネス用途で活用する企業が増えていますが、個人ビジネスにおいてもLINE＠は有能なサービスです。

例えばブロガーやYouTuberであれば、新しい記事や動画の投稿を、ユーザーに対して一斉にアピールすることが出来ますし、ハンドメイド系ビジネスであれば、新商品の発表はLINE@を通じて行えます。

個人のブランディング強化にも有効なサービスなので、プライベートのみならず、ビジネス目的でも活用する事が出来ます。

今回のまとめ

LINE＠はユーザーのアイデア次第で、実に様々な用途で活用する事が出来ます。

導入も利用も無料なので、まずは一度使ってみてはいかがでしょうか？

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