2018.12.02仮想通貨のスマホで
仮想通貨のスマホでできるセキュリティ対策
仮想通貨初心者が注意しておきたいのが、ハッキング被害。
せっかく稼いだ仮想通貨が無くなってしまっては、元も子もありませんよね。
とはいえ「ハッキングされないための、セキュリティ対策がわからない!」と悩んでいる人も少なくありません。
そこで今回は、スマホでできる仮想通貨のセキュリティ対策をご紹介します。
仮想通貨のハッキングが世界中で発生
仮想通貨業界は、まだまだ発展途上であるために、それなりのリスクも付きまといます。
たとえば、2014年の「マウントゴックス事件」、2018年1月の「コインチェック事件」そして、2018年9月の「ザイフ事件」。
これらの事件は、各取引所がハッキング被害にあい、多額の資金が不正流出したことで有名です。
特に問題となったのは、取引所の管理体制、つまりセキュリティ対策が不十分だったと言われています。
このように、取引所単位でもハッキング被害の可能性がありますので、個人単位では、さらに意識してセキュリティ対策をすることが必要です。
スマホでできるセキュリティ対策
仮想通貨は、スマホ1台あれば気軽に取引を開始することができます。
どこにいてもスマホで仮想通貨取引ができることは便利ですが、万が一のためにセキュリティ対策を行っておくことは非常に大切です。
これからご紹介する、スマホでできるセキュリティ対策は必須ですので、ぜひ参考にしてくださいね。
・二段階認証をする
スマホで仮想通貨をするのであれば、二段階認証は最低限のセキュリティ対策ですので必ず設定しましょう。
二段階認証とは、取引所にログインする際にIDとパスワードを入力し、さらにもう一段階の認証作業をしないとログインできない仕組みです。
もし、まだ二段階認証の設定をしていないのであれば、Googleが提供している「Google Authenticator」という二段階認証アプリを、スマホにインストールしましょう。
国内主要取引所や海外取引所など、多くの取引所で利用できますのでおススメです。
・信頼できるWifiだけを使う
スマホで仮想通貨をするのであれば、信頼できるWifiだけを使いましょう。
信頼できるWifiとは、接続する際にパスワードを必要とし、そのパスワードは基本的に自分だけが知っているWifiです。
Wifiに接続する際にパスワードが必要であっても、不特定多数の人が接続できるWifiは危険ですので注意しましょう。
誰でも利用できる公衆Wifiにつないだまま、仮想通貨取引所にログインすると、IDやパスワードが暗号化されていないため、盗み取られるリスクがあります。
スマホで仮想通貨をするなら、本当に信頼できるWifiだけを使うことが大切です。
スマホ自体のセキュリティも高める
スマホで仮想通貨をするにあたり、スマホ自体のセキュリティを高めることも必要です。
実際に取引所にログインしていないときでも、仮想通貨を持っているのであれば、いつ情報が漏れるかわかりません。
そのためスマホ自体にも、しっかりとセキュリティ対策をしておく必要があります。
・ロックをかける
スマホを他人に見られることが無いようにロックをかけておきましょう。
盗難や紛失をしたときに、ロックがかかっていなければ他人にログインされ、不正に仮想通貨を奪われてしまう可能性があります。
指紋認証や顔認証、暗証番号などで誰にも見られないように、ロックをかけておくことは必須です。
・紛失しないようにする
基本中の基本ですが、スマホ自体を紛失しないことが何よりも大切です。
携帯電話会社や仮想通貨取引所などへの連絡が必要になり、手間と時間がかかってしまいます。
もし、どうしても不安であれば、スマホの現在地がわかる位置情報アプリを登録しておきましょう。
GPSによるスマホの位置確認や、最悪の場合は遠隔操作でスマホのデータを削除することも可能です。
いずれにしても仮想通貨を持っているのであれば、スマホを紛失しないようにしましょう。
まとめ
仮想通貨とセキュリティの問題は、切っても切れない関係です。
二段階認証の設定を行った上で、信頼できるWifiだけに接続し、仮想通貨取引を行いましょう。
また、スマホにロックをかけて無くさないようにすることも大切です。
スマホ自体のセキュリティを高めると同時に、仮想通貨の利用者である私たちもセキュリティに対する意識を高めましょうね。
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