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iOS向けの万能3Dスキャナアプリ【Metascan】の使い方を徹底解説!

最新のiOS端末をお使いの方必見!今回は、iPhoneで気軽に3Dモデル空間を作成できるアプリ・Metascanをご紹介します。アプリの使い方やうまく使うためのコツについて詳しくご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

Metascanってどんなアプリ?

Metascanとは、最新のiOSに搭載された3Dスキャン機能を利用して3Dモデル空間を気軽に作成できるアプリのことです。

このMetascanは空間生成に特化したアプリで、スキャンされた空間とリアルな空間との誤差が極めて少ないことが今SNS上で大きな話題となっているのです。

ちなみに、Metascanを利用できる端末は次の通りです。

▽Metascanを利用できる端末

  • iPad Pro(2020, 2021)
  • iPhone12 Pro
  • iPhone12 Pro Max

▽Metascanの詳細情報

  • 名称:Metascan
  • 販売元:Abound Labs Inc.
  • カテゴリ:写真 / ビデオ
  • 対応OS:iOS
  • 価格:無料(アプリ内課金あり)

▽Metascanのアプリ

App Storeはこちら

Metascanの使い方

ここからは、Metascanの使い方について詳しくご紹介しましょう。

STEP1|アプリをダウンロード

まずは、お使いのスマートフォンでアプリをダウンロードしましょう。アプリのダウンロード自体は課金されませんのでご安心ください。

▽Metascanのアプリ

App Storeはこちら

Metascanは5回まで無料でキャプチャーできますが、それ以上利用する場合は有料オプションであるMetascan Proに加入する必要があります。

▽Metascan Proの価格

  • 価格:年額5.500円(税込)

▽Metascan Proの機能

  • object masking機能:有り
  • スキャン1回辺りの撮影枚数:200枚
  • 月撮影上限:150回

使い勝手を試してみて、Metascan Proへの加入を検討してくださいね。

STEP2|アプリを起動する

ダウンロードが完了したら、画面の指示に従って[位置情報]と[カメラ]のアクセス許可の設定をします。

STEP3|撮影をする

アプリのホーム画面の[■]ボタンをタップし、撮影をしていきましょう。

▽Color

被写体をモノクロにしたり、被写体の範囲を彩色したり、スキャンされた箇所を無彩色に変化させたりできる機能

▽Camera

被写体をズームする機能

▽Follow

バーチャル空間上にスキャンされた被写体を表示する機能

▽Above

地面にフォーカスを当てて、撮影者の動きをトラッキングしやすくする機能

このように撮影場所や撮影時の状況に合わせてさまざまな機能を使い分けられるのがMetascanの特徴です。うまく撮影するためには、狭い範囲から撮影をはじめ、徐々に撮影範囲を広げていくのがポイントです。

撮影を終了する際は、もう一度[■]ボタンをタップしましょう。撮影が終了すると、自動的にデータの書き出しがスタートします。

STEP4|データを転送する

書き出しが終了したら、PCなどのデバイスにデータを転送していきましょう。

画面上の[Export]から好みのファイルを選択し、転送を完了させてください。

▽Metascanで利用できるデータ形式

  • USDZ
  • FBX
  • OBJ
  • GLTF
  • PLY

Metascanに向いているもの・向いていないもの

Metascanの3Dスキャンに向いているものとそうでないものについてご紹介しましょう。

▽向いているもの

  • 岩や石像などの表面がざらついているもの
  • 壁画など模様がはっきりと描かれているもの
  • シンプルな形状のもの
  • 汚れが多いもの

▽向いていないもの

  • 水面や鏡などの表面が反射するもの
  • ガラスやプラスチックなどの透明度の高いもの
  • 人間や動物など動くもの
  • 線などの細かな模様
  • 細かい、薄いアイテム
  • 複雑な形状のもの

表面に若干の凹凸があるもので、かつ形状がシンプルなものが撮影しやすくおすすめです。

アプリでスキャンする際のコツ

Metascanでスキャンする際におさえておきたいコツをご紹介しましょう。

まずは、スキャン予定の場所をしっかりと下見しておきましょう。撮影する際は、太陽光の影が影響しないよう、なるべく曇りの日か正午を狙うのがおすすめです。

そして、スキャンする際は、ゆっくりと動くのが基本です。急に振り向いたり、方向転換をしたりすることがないように気をつけましょう。同じ場所を2回以上スキャンするとうまく反映されないため注意が必要です。

撮影する際は、スキャンする対象から1m以上離すと上手に撮影できます。目安として1〜4m程度離れて撮影を行っていきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?iPhoneで気軽に3Dモデル空間を作成できるアプリ・Metascanについてご紹介しました。最新のiOSを搭載した最新機器でないと対応できないのがとても残念ですが、該当の機種をお持ちの方はぜひ試してくださいね!

興味のある方はアプリをダウンロードしましょう!

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