2022.01.19iPhone13の防水性能が知りたい!プールやお風呂で使っても大丈夫?
iPhoneが水没した際に絶対にやってはいけないこと
最新のiPhone13シリーズは防水性が高いと聞いたことがあるけれど、お風呂やプールなどで使えるのだろうか...?と疑問に思っている方も多いはず。
そこで今回は、iPhone13シリーズの防水性能について徹底解説します。記事の後半ではiPhoneを濡らしてしまった際の対処方法もご紹介しますので、iPhoneユーザーは必見ですよ!
iPhone13の防水性能とは
2021年9月にリリースされた最新のiPhone13シリーズは、以下の4機種あります。
▽iPhone13シリーズの機種一覧
- iPhone13
- iPhone13 mini
- iPhone13 Pro
- iPhone13 Pro Max
4機種あるiPhone13シリーズの防水性能は、旧モデルのiPhone12シリーズと同等の「IP68」の防水・防塵性能を搭載しています。これは、これまでのiPhoneシリーズのなかで最も高い防水性を誇ります。
Appleの公式サイトでは、IP68の性能を次のように表現しています。
▽IP68の防水性能
「最大水深6mで最大30分間」耐えられる
iPhone12の前モデルである「iPhone11」では、同じIP68等級の防水性能でしたが、次のように耐水性能が異なります。
▽iPhone11 ProとiPhone11の防止性能
iPhone11 Pro:最大水深4メートルで最大30分間
iPhone11:最大水深2メートルで最大30分間
このように、iPhone13シリーズは、iPhoneシリーズの中でも最高レベルの防水性能であることがわかりますね!
iPhone13をお風呂やプールで使っても大丈夫?
水深6mで最大30分間耐えられると聞くと、お風呂でもプールでも問題なく使えるのでは?と思うことでしょう。そこで、ここからは、お風呂やプールなどの環境下でiPhone13シリーズが使えるかについて詳しくみていきましょう。
最高レベルといえども完全防水ではない
Appleの公式サイトによると、iPhoneの耐水・防塵・防沫効果は、永続的なものではなく、使い方によっては耐性が低下することも考えられると見解を示しています。
またAppleは「防水」ではなく「耐水」と表現していることからも、完全防水でないことがわかるでしょう。
また、水漏れによる損傷や故障を防ぐために以下の行為を控えるように発表しています。
▽水漏れによる損傷や故障を防ぐため控えるべき行為
- iPhone を着用したまま泳ぐまたは入浴する
- iPhone に水圧が強い水や流速が大きい水をかける (たとえば、シャワー、ウォータースキー、ウェイクボード、サーフィン、ジェットスキーなど)
- iPhone をサウナやスチームルームで使う
- iPhone を意図的に水没させる
- 推奨される温度範囲外、または極度に湿度の高い条件下で iPhone を動作させる
- iPhone を落とすなど、衝撃を与える
- iPhone を分解する (ネジを外すなど)
(引用:Apple公式サイト)
このように、水のある環境での使用を避けるように強く訴えていますね。これは、水漏れによる損傷が保証の対象外であることが大きく関係しているようです。例え購入して1年以内の保証期間中であっても、AppleCare+に加入していたとしても保証してもらえません。
自己責任で使用することを忘れずに
このように話す筆者ですが、毎日お風呂でiPhone13を使用しています。iPhoneなしでは入浴ができないのでは?と感じてしまうほど、動画を見たりSNSを見たりとかなりリラックスできる時間を過ごしています。
このように、毎日お風呂で使用しているからといって、すぐに故障するわけではありません。壊れてしまうリスクがあること、そして水漏れによる損傷や故障は保証の対象外であることを十分に理解した上で使う分には問題ないでしょう。
iPhoneが濡れてしまった時の対処方法
ここからは、iPhoneが濡れたり水没したりした際の対処方法についてご紹介していきます。正しい対処方法を理解しておくことで万が一の時もとても役に立ちますよ。
その1|本体の電源をオフにする
まずは、iPhoneの電源をオフにしましょう。電源を切る理由は、水漏れによる基板内のショートを防ぐためです。そのため、水に濡れたり水没した際は、なるべく早めに電源を切ってください。
その2|カバーなどを取り外し水分を拭き取る
iPhoneにカバーなどのアクセサリーをつけている場合は取り外します。
アクセサリの隙間に水分が付着したままだとなかなか乾かなかったり、カバーなどの素材によっては、水漏れを助長させたりなどさまざまなトラブルが考えられます。カバー以外にもイヤフォンなどをつけている場合も取り外してください。
その3|完全に乾き切るまで放置
カバーなどを取り外したら、すぐにiPhoneに付着している水分をきれいに拭き取りましょう。なるべく水分を吸い取る素材のタオルやハンカチで行うのがおすすめですよ。サイトボタンやジャック部分は水分が溜まりがちなところなので重点的に拭き取りましょう。
ドライヤーで乾かすという方もなかにはいるようですが、これの方法はおすすめできません。熱によってiPhoneにダメージを与えてしまう可能性があるからです。
そのため、水分を拭き取り、完全に乾き切るまで放置するのが鉄則です。
筆者のおすすめは100円均一などでも販売されているシリカなどの乾燥剤と一緒にジップロックなどで保管する方法。より早く乾燥させることができるのでぜひ試してみてくださいね!
また、こちらの動画でも紹介してますので、是非参考にしてみてください。
iPhoneが水没した際に絶対にやってはいけないこと
ここからはiPhoneが水没した際に絶対にやってはいけない3つのことについてご紹介しましょう。
その1|充電する
水没などで水漏れの可能性ある際は、絶対に充電してはいけません。ショートを起こしてしまい、故障の原因となってしまうためです。
その2|冷蔵庫に入れる
都市伝説的なもので「水没したiPhoneを冷蔵庫に入れると回復する」というデマが出回っていますが、これも大きな間違いです。
冷やすことは水没に対して何の意味も持ちませんし、iPhoneにとって劣悪な環境を作り出すだけです。絶対にやらないようにしましょう。
その3|本体を振ること
本体をシェイクすることでiPhone内の水分が飛ばされて状態が良くなるという情報も出回っているようですが、こちらも誤った情報です。
本体を振ることで、iPhone内部に水分を浸透させてしまう可能性があるので絶対に避けましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?iPhone13シリーズの防水性能についてご紹介してきました。iPhoneシリーズのなかでは最高峰の耐水レベルではあるものの、完全防水ではないということがわかりましたね。
万が一水没させてしまった際は、今回ご紹介した対処方法をなるべく早いタイミングで行っていきましょう!
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