ネット検索をしていてわからない単語があったり、言葉の意味を調べたい時にみなさんはどのように対処していますか？多くの方たちはSafariなどのブラウザを活用して調べものをされているでしょう。

しかし、意外と使えるのがiPhoneに内蔵されている無料の辞書機能。国語辞典や英和・和英はもちろん様々な言語に対応しておりとても便利ですよ。

そこで今回はiPhoneやiPadの内蔵辞書機能の使い方や設定方法をご紹介します！

iPhoneの内蔵辞書を使う3つのメリット

辞書アプリなどがたくさんリリースされている中、iPhoneの内蔵辞書を使うメリットについて考えていきましょう。

メリットその1｜どんなアプリにも使える

この内蔵辞書の便利なところは専用アプリがあるわけではなく、どんなアプリからでも辞書機能を使えることです。気になる単語をわざわざコピペして、辞書アプリに貼り付ける必要がなく、すぐに調べられるので手間が省けてとてもおすすめですよ。

メリットその2｜インターネット環境がなくても使える

Safariなどのブラウザで調べ物をする際はインターネット環境があることが大前提ですよね。しかし、この内蔵辞書の場合はネットワークに繋いでいなくてもすぐに調べられるのでとても便利です。

メリット3｜完全無料で使える

iPadやiPhoneに元々搭載されている機能のため、課金される心配が一切ないため、安心して使うことができます。様々な言語に対応していますが、それぞれの辞書をダウンロードする際もお金がかからないのがうれしいですね。

内蔵辞書の設定方法と利用可能な言語とは

iPhoneやiPadの内蔵辞書はiOS10以降で利用できる機能です。デフォルトで国語辞典と英和・和英辞書、そしてApple用語辞典が設定されています。そのため、日本語と英語のみで利用したい方は、特に事前設定する必要はありません。

しかし、設定次第では20以上の言語と40以上もの辞書が利用可能。しかもすべて無料で使えるというから驚きですね。電子辞書を買って一生懸命受験勉強していた学生時代が懐かしい…

そこでここからは内蔵辞書の設定方法や利用可能な言語についてご紹介します！

内蔵辞書の設定方法

内蔵辞書の設定方法は以下の通りです。

1. iPhoneやiPadの[設定]アプリをタップ
2. [一般]をタップ
3. [辞書]をタップ
4. レ点がついている辞書以外に設定したい場合は、ダウンロードしたい辞書名をタップ
5. ダウンロードが完了したら設定完了

 

注意していただきたいのが、辞書のダウンロードにはiPhoneなどの内蔵メモリを消費するということ。そのため、メモリに余裕がない方は必要最低限の辞書のみ設定するようにしましょう。

ちなみに、ダウンロードした辞書が必要なくなった場合は、該当する辞書をタップするだけでOK。レ点が外れていることを確認しましょう。

内蔵辞書で使用できる言語とは

iPhoneやiPadの内蔵辞書で使用できる言語をまとめました。

• アラビア語-英語
• イタリア語
• イタリア語-英語
• インドネシア語-英語
• オランダ語
• オランダ語-英語
• スェーデン語
• スペイン語
• スペイン語-英語
• タイ語
• タイ語-英語
• デンマーク語
• ドイツ語
• ドイツ語-英語
• ドイツ語-フランス語
• トルコ語
• ノルウェー語
• ヒンディー語
• ヒンディー語-英語
• フランス語
• フランス語-英語
• ベトナム語-英語
• ヘブライ語
• ポーランド語-英語
• ポルトガル語
• ポルトガル語-英語
• ロシア語
• ロシア語-英語
• 英語（アメリカ）
• 英語（英国）
• 簡体中国語
• 簡体中国語-英語
• 韓国語
• 韓国語-英語
• 日本語-簡体中国語

日本語に対応しているのは、英語と簡体中国語のみというが少し残念なところですね。しかし、ほとんどの言語が英語に対応しているので、英語に変換した後に日本語に変換すればほとんどの言語の意味を理解することができるでしょう。

内蔵辞書の使い方

設定方法が理解できたところで、 ここからは内蔵辞書の具体的な使い方についてご紹介していきましょう。

その1｜ブラウザ上の単語を選択して調べる方法

ネットで調べ物をしていたり、電子書籍を読んでいる中でわからない単語が出てきた場合でも調べたい単語を選択するだけで簡単に意味を調べることができます。

1. 調べたい単語を長押しするなどして選択する
2. 表示されるメニューの中の[調べる]をタップ
3. 内蔵辞書やWebの検索機能で調べた内容が表示される
4. 内蔵辞書の検索結果をタップするとより詳細な内容を確認できる

 

「調べる」機能では、内蔵辞書の検索だけでなく、Wikipediaなどのインターネット上の情報をSiriが提案してくれる場合もあります。Siriの提案が必要ない場合は、以下の方法で設定を解除しましょう。

 

Siriの提案をOFFにする方法

1. [設定]を開く
2. [Siriと検索]をタップ
3. [Siriからの提案]をタップし、OFF(白)に設定

その2｜メモ帳を活用して意味を調べる方法

ネット上の単語ではなく、ふと意味を知りたいと思った単語を調べる時に便利なのが「メモアプリ」を活用した検索方法です。

1. メモアプリをタップ
2. 新規メモを作成する
3. 調べたい単語を入力し、単語を選択する
4. 表示されるメニューの中の[調べる]をタップ
5. 内蔵辞書やWebの検索機能で調べた内容が表示される
6. 内蔵辞書の検索結果をタップするとより詳細な内容を確認できる

まとめ

いかがでしたでしょうか？iPhoneなどに内蔵されている辞書機能の活用方法についてご紹介しました。意味を知りたい単語をいちいちブラウザで検索しなくても、素早く意味を確認できるのでとても便利ですよ！

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