2021.07.08東京オリンピックは本当に開催される?中止の可能性は?
新型コロナウイルスの流行が続く中、東京オリンピックの開催予定日が着々と迫っています。しかし世間の自粛ムードは変わらず、未だ中止・延期となる大型イベントが後を絶ちません。「本当にオリンピックは開催されるの?」と疑ってしまいますよね。
本記事では、2021年6月末時点での東京オリンピックの開催状況を解説します。
東京オリンピックは7月23日から開催される
2021年6月末時点、東京オリンピックは予定通り開催される見込みです。既に海外選手の来日が始まっており、テレビ番組のスケジュールも組まれています。
東京オリンピックの開催スケジュールは以下の通りです。
- 競技開始:7月21日
- 開会式:7月23日
- 閉会式:8月8日
開会式は7月23日ですが、その2日前から競技は開始します。このまま大きなトラブルや情勢の変化がなければ、上記のスケジュールに変更はないでしょう。
東京オリンピックを開催するうえでのコロナ対策
東京オリンピックを開催するにあたり、以下のようなコロナ対策が実施されます。
観客人数の制限
6月21日、東京オリンピックの観客上限は1万人と決まりました。会場の収容人数の50%以下とする方針です。1万人を超える競技については、既にチケットを持っている場合でも再抽選となります。
選手に対するPCR検査
出場選手に対するPCR検査は特に厳格で、出国・入国時から選手村・会場到着時まで、行程ごとに検査が実施されます。
ハイタッチや握手の禁止
接触防止の観点から、競技中のハイタッチや握手は禁止です。お互いを称え合う際も、言葉を交わし合うだけに留めます。
感染拡大を防止するための会場整備
会場では以下のような感染防止対策がとられます。
- ソーシャルディスタンスの確保
- 接触が多い場所の消毒
- 監視システムを用いた混雑緩和
- 体温チェック
- 換気
など
全国各地の飲食店や商業施設と同様、感染拡大を防止するための環境が整う予定です。
東京オリンピックが中止になる可能性は?
現実的に考えると、これから東京オリンピックが中止になる可能性は極めて低いです。
新型コロナウイルス蔓延防止の観点から、中止を訴える声は今でも後を断ちません。もちろんこれから爆発的な感染拡大があれば、中止という選択肢は残ります。
しかし東京オリンピックを決行するにあたっては、既にたくさんの人やお金が動いています。既に会場整備が終わり、選手来日が始まった今、政府としても中止の選択肢は現実的ではありません。
まとめ
新型コロナウイルスの脅威は決して無視できませんが、東京オリンピックは予定通り7月23日から開催される見込みです。東京オリンピックを盛り上げつつ、感染拡大を抑制するためには、国民一人ひとりに対策意識が求められます。引き続き感染対策を実施しつつ、東京オリンピックを楽しみましょう。
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