2021.06.22【待望のアップデート】マスクをしていてもロック解除可能に!その使い勝手は?
マスクを外して顔認証するのはリスク大
新型コロナウイルスの影響で、マスクをする機会が増えています。
従来は、冬に風邪予防としてマスクをする機会が多かったのに対して、年中マスクをするのは結構大変ですよね。
ただ、マスクを外した瞬間に感染リスクは確実に高まります。
iPhoneでは、最新モデルでは顔認証機能が搭載されており、ロック解除時にタップしなくても解除できるようになりました。
非常に便利な機能である反面、マスクをする機会が増えている中でマスク越しで顔認証ができないために困っている方が多いのではないでしょうか。
せっかく有能な機能があるのに、活用できないのは残念ですよね。
appleは、このような状況においてマスクをしたままで顔認証できるように、iOSをアップデートしたのです。
iOS14.5の主な変更点は?
マスクしたままでも顔認証できるようになったのは、4月にリリースされたiOS14.5からとなります。
iOS14.5では、appleの新しいテクノロジーであるAirTagに対応しています。
AirTagを取り付けたものが、今どこにあるのかをiPhone上で検索できます。
これによって、落とし物をした場合や盗難に遭った場合もすぐに探し出すことが可能です。
また、iPhone 12シリーズがデュアルSIMモード中の5G通信に対応したため、さらなる高速通信が可能となりました。
このような魅力的な変更もありましたが、それ以上のインパクトを与えたのがマスクしたままでも顔認証ができるようになったことです。
マスクしながらロック解除するにはApple Watchが必須
iOS14.5によって実装されたマスクをしたままロック解除ですが、そのまますんなりとロック解除しては勝手に顔認証を突破されるリスクが高まります。
そこで、マスクしたままロック解除をするために必要となるデバイスが、Apple Watchです。
Apple WatchがwatchOS 7.4にアップデートされていることが条件で、まずはiPhone側の設定アプリを立ち上げます。
そして、Face IDとパスコードをタップしてください。
iPhoneのパスコードを入力して、Apple Watchでロック解除の項目、Apple Watchのスイッチをオンにすると設定完了です。
実際には、Apple Watchを身につけてロックを解除した状態で、iPhoneのロック画面で顔認証するとロックを解除可能です。
なお、この機能はあくまでもロック解除にのみ利用可能で、支払時のパスコード入力時で使用する顔認証では機能しませんので注意してください。
反応はいまいちだがロック解除は可能
実際に、iPhone12ProとApple Watch6でロック解除にチャレンジしてみました。
最初、何度行っても認証できずに悪戦苦闘していましたが、これはApple Watchのロックが解除されていないのが原因でした。
ロック解除して再度試すと、Apple Watchのバイブが起動して確かにロック解除できたのです。
ただ、意外と反応が悪くうまく解除できない場合があります。
なるべく、iPhoneとApple Watchを近づける必要があります。
このあたりは、もしかしたら次回のアップデート以降に改善される可能性もあるでしょう。
より使いやすいシステムにアップデートが望まれる
今回のアップデートによって、確かにマスクをしたまま顔認証ができるようになりました。
まだ使い勝手に難がある印象があるために、アップデートが望まれます。
また、セキュリティ面の問題がありますが支払時の認証でも同様にマスクをしたまま顔認証できるようになるとよいですね。
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