2023.07.04AI受診相談|症状検索エンジン【ユビー】とは
病院にかかるほどではないけれど、体の不調が気になったり、心配になったりした経験がある方も多いでしょう。特に、高齢の家族や小さなお子さんを持つご家庭の場合は、ちょっとした体調の変化に敏感になりやすいですよね。
そこで、今回は、AIの質問に答えるだけで症状に関連する病名や、適切な医療機関など「受診の手がかり」が無料でわかるアプリ「ユビー」についてご紹介します。主な機能や特徴、使い方について解説しますので、ぜひ参考にしてください。
症状検索エンジン・ユビーってどんなサービス?
インターネット上にはさまざまな情報で溢れていますが、なかには正確さを欠く情報や信頼できない情報も存在しています。そんなときに活用したいのが、今回紹介する症状検索エンジン「ユビー」です。
「ユビー」とは、50,000件以上の査読付きの世界中の医学論文を取り込み、1,100以上の病名に対応した、患者さんの千差万別な症状を調べることができるデータベースを構築している検索サービスです。
ユーザー登録さえすれば、誰でも無料で利用でき、医学的知識がない一般人でも手軽に健康情報を検索できるのが特徴です。ブラウザ版とアプリがあり、いつでもどこからでも気軽に利用できます。
ユビーでできること
ユビーでは、さまざまな症状について20問ほどの質問に回答するだけで、関連する可能性のある病気を調べられます。
▽ユビーにできること
- 関連する病気や対処法を調べられる
- 適切な診療科や、近所の病院・クリニックを調べられる
- 回答結果を医療機関に連携できるから、スムーズに診察を受けられる
気になる症状に関連する病気や対処法を調べられるほか、適切な診療科、近所の病院・クリニックの情報を調べられるのが特徴です。さらに、ユビーから得た情報を提携する医療機関に提供することで、スムーズに診察を受けられます。
ユビーの利用方法
ここからは、誰でも無料で利用できる症状検索エンジン「ユビー」の使い方についてご紹介しましょう。こちらでは、ブラウザ版ではなく、アプリをダウンロードして利用する方法について解説します。
STEP1|アプリをダウンロードする
ユビーのアプリを利用するためには、GooglePlay StoreまたはAppleのApp Storeからアプリをダウンロードします。誰でも無料で利用できるため、安心してダウンロードできますね。
▽ユビーのアプリ
STEP2|ユーザー登録をする
アプリのダウンロードが完了したら、ユーザー登録をしていきましょう。
ユビーはユーザー登録なしでも利用できるサービスですが、登録することでさまざまな病気に関する体験談をチェックできます。ユーザー登録しても無料で利用できますので、ぜひ登録しておきましょう。
ちなみに、ユビーは次の方法でアカウント連携ができますので、手軽にユーザー登録できるのも特徴です。
▽ユビーのアカウント連携
- LINE
- Apple
お好きなアカウント連携方法を選択し、登録手続きをしていきましょう。
STEP3|質問に答える
アプリを起動したら、画面中央の[同意して症状から調べる]をタップしましょう。
症状を持っている方を選択します。
年齢を入力します。
性別を入力します。
サービスを利用する目的を入力します。
最も気になる症状について短く端的な言葉で入力します。
症状が始まった時期について回答します。
痛みに関する度合いについて回答します。
症状の変化に関する内容を回答します。
過去に同じような症状を経験したことがあるかについて回答します。
主な症状以外に当てはまる症状がある場合は、追加でチェックします。
体温について回答します。
その後も、関連する症状に関する質問に対して上記の画面が表示されるまで回答し続けてください。
STEP4|検索結果をチェックする
回答結果を見る前に、注意事項が表示されます。問題がない場合は[回答結果を見る]をタップしましょう。
症状を放置し続けることによる危険度が表示されます。
回答した内容に対して関連度の高い病気が表示されます。関連度の高い順番に表示されますので、それらの病名を参考にしながら、病院を受診すべきかどうかを判断していきましょう。
まとめ
ユビーは、ユーザーの症状から医学的な情報を提供する便利なツールです。ユーザー登録せずに利用できる無料のサービスですが、登録することで他のユーザーの実体験もチェックできますので、ぜひユーザー登録した上で利用していきましょう。
病院を受診すべきかどうかの判断に困っている場合や体調の変化に不安を感じている方は、ぜひダウンロードして考えられる病気をチェックしてくださいね。
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