楽天モバイルでiPhoneを使うなら、回線切り替えやSMS料金、対応機種などを事前に確認しましょう。
最新モデルなら手間を抑えつつ、無制限プランをお得に利用できます。一方、Rakuten Linkの音声品質や建物内での通信など注意点もあるので、注意しつつ賢い運用を心がけてみてください。
【結論】楽天モバイルでiPhoneを使う注意点まとめ

楽天モバイルでは、多少の制約はあるものの問題なくiPhoneを使うことが可能です。
SMS機能が有料になったり、Rakuten Linkの手間が増えたりすることを知った上で、運用していきましょう。
なお初期設定の手順は、楽天モバイルの公式サイトでも説明があります。
不安な場合は、問い合わせてみることも大切です。
楽天モバイルでiPhoneを使う上での注意点とポイント
・iPhone6以前のモデルは楽天回線が使えない
・建物内や地下での混雑時の通信に弱い
・Rakuten Linkの音声品質がやや不安定
・iPhoneを使うには、キャリア設定と初期設定を行わなければならない
・手持ちのiPhoneのまま乗り換える場合、APN構成プロファイルの削除が必須(※)
・iPhoneSE(第2世代)以前のモデルは、回線切り替えを手動で行う
・Rakuten Link以外からの発信は、標準アプリでの着信になる
・Rakuten LinkでSMSが送受信できるのは、互いにRakuten Linkの場合のみ
・48回払いに対応するのは、楽天カードでの支払いに限られる
・本体購入のみの場合、適用できるキャンペーンが少ない
・販売価格が変動しやすい
・電話番号シェアサービスが使える
・iPhoneの本体価格はキャリアで最も安い
・iPhoneの購入を希望する人に特化したプログラムもある
・購入時に、楽天会員ユーザーのIDとパスワードが要求される
・楽天モバイルのiPhoneを購入した場合は、APN構成プロファイルを触る必要はない
・本人確認方法では未成年者は使えないものも
・21時以降の回線切り替えは翌日に持ち越される
※ドコモ・au・ソフトバンクからの乗り換え以外の場合
楽天モバイルでiPhoneを購入してしまえば、余計な手間もかかりません。
MNPもキャリアや一部の格安SIMからであれば、ワンストップで乗り換えられます。
ワンストップでは、移行前のキャリアで手続きを行う必要がありません。
申し込み時にワンストップを選択すれば、乗り換えは完了です。
楽天モバイルでiPhoneを使う注意点8選

iPhone6以前のモデルは楽天モバイルでは対応不可|動作自体が保証されていない
楽天モバイルでも、iPhoneを運用することは可能です。
ただし楽天モバイルが保証しているモデルは、iPhone6以降のモデルに限られます。
iPhone6以前の機種は基本的に動作保証外となるため、ご注意ください。
楽天回線に対応しているかどうかは、公式サイトから確認できます。
楽天回線に対応しているiPhoneと使用上の注意
モデル | 対応可能なサービス | 注意点 |
---|---|---|
iPhone 16e | ・5G通信 ・データ通信 ・音声通話 ・SMS ・テザリング | ・iOS14.4以降へのアップデートが必須 ・SIMロック解除が必要な場合もある |
iPhone16シリーズ | ||
iPhone15シリーズ | ||
iPhone14シリーズ | ||
iPhone13シリーズ | ||
iPhone SE(第3世代) | ||
iPhone12シリーズ | ||
iPhone SE(第2世代) | ・データ通信 ・音声通話 ・SMS ・テザリング | |
iPhone11シリーズ | ||
iPhone XS・XS Max | ||
iPhone X・XR | ||
iPhone 8・8 Plus | ||
iPhone 7・7 Plus | ||
iPhone SE(第1世代) | ||
iPhone 6s・6s Plus | ||
それ以前のiPhoneモデル | 動作対象外 |
楽天モバイルで動作が保証されていないiPhoneは、誤作動やセキュリティ機能面でのリスクがあります。
口コミ評判では稀に作動するケースも見かけられますが、不具合が生じる可能性が少なくありません。
手持ちのiPhoneが対応していない際は、楽天モバイルで購入するのが安全です。
なお、「対応機種」でも「他社で購入したiPhone」でも、OSのアップデートなどで制限される恐れがある点に注意してください。
通信状況や利用環境によってつながりにくくなることも|楽天モバイルのプラチナバンドは不安定
楽天モバイルは他社キャリアに比べると、まだ不十分な部分もあります。
特に遮蔽物のある室内や、利用人数が増える時間帯は通信が途切れる恐れもあるため、注意が必要です。
楽天回線エリアで対応できない場合は、パートナー回線に切り替えながら利用していきましょう。
また、iPhoneのキャリア設定を見直してみるのも、おすすめです。
楽天回線×iPhoneで起こる通信面の問題と対策
通信時に起こりやすい注意点 | 対応方法 |
---|---|
建物内や地下に入るとつながりにくくなる | ・auのパートナー回線に切り替える ・遮蔽物の少ない場所へ移動する |
郊外などでは通信が途切れやすい | ・楽天モバイルの公式サイトで通信エリアをチェックする |
使用人数が増えると回線が混雑しやすい | ・通勤時間や夜を避けて利用する ・なるべくWi-Fiを活用する・混雑する場所から一時的に退避する |
突然通信が遅くなる | ・iPhoneのキャリア設定を見直す ・楽天モバイルで通信障害の有無を確認する ・通信制限が起こっていないかチェックする |
なお楽天モバイルでは、2024年6月よりプラチナバンドの運用が始まりました。
トリプルキャリアとの比較ではまだ十分に広いとはいえないものの、今後改善していくことが予想されます。
注意点ごとの対策を把握しながら、上手に楽天回線を使っていきましょう。
iPhoneの使用には初期設定が必須|APN構成プロファイルの削除が必要なことも
手持ちのiPhoneのまま他社から楽天モバイルに切り替える際は、初期設定が必要になります。
注意点として初期設定では、キャリア設定を最新バージョンにアップデートしなければなりません。
また、MNPの手続き前にAPN構成プロファイルは削除しておきましょう。
一方で、au・ドコモ・ソフトバンクから乗り換えを行う場合は、APNプロファイルを削除する必要はありません。
iPhoneで乗り換える場合に必要な手順と注意点
初期設定 | キャリア設定のアップデート | APN構成プロファイルの削除 |
---|---|---|
手順 | 1. 設定アプリを開く 2. 「一般」を選択する 3. 「情報」に進む 4. 「アップデート」を選択 5. キャリアからバージョンを確認する | 1. 設定アプリを開く 2. 「一般」に進む 3. 「プロファイルとデバイス管理」を選択 4. 削除する構成プロファイルに進む 5. 「プロファイルを削除」を選択 6. パスコードを入力 7. APN構成プロファイルの削除を確認する |
注意点 | ・ポップアップが出たらそのまま選択 ・バージョンは最新のものに変更する | ・開通手続きやAPN設定の前に済ませる ・「プロファイル」のみ表示されることも ・プロファイルが0の場合、「プロファイルとデバイス管理」は表示されない |
iPhoneでは、1種類のAPN構成プロファイルのみ保有可能となっています。
したがって通信キャリアを乗り換える場合は、事前に空けておくことが大切です。
スムーズな移行のためにも、iPhoneでのAPN設定とあわせて削除手順も把握しておきましょう。
回線切り替えが自動でできないモデルがある|iPhoneSE(第2世代)以前の機種は手動
楽天モバイルでiPhoneを運用する場合には、回線の切り替えにも注意しなければなりません。
楽天モバイルでは、自主回線とパートナー回線を提供しています。
しかし切り替える方法は、iPhoneのモデルによって異なるため注意が必要です。
自動でできるものもあれば、手動になるものもあるので事前に確認しておきましょう。
iPhoneの回線切り替えの対応状況と対処法
iPhoneモデル | 回線の切り替え | 切り替えられないときの対処 |
---|---|---|
iPhone 12シリーズ以降 | 自動 | ・「モバイルデータ通信」をOFFに変える ・10分ほど待ってからモバイルデータ通信をONにする |
・iPhone SE(第2世代) ・iPhone 11シリーズ ・iPhone XS・XS Max ・iPhone XR | 手動 | ・一度機内モードにしてオフに切り替える ・iPhone本体を再起動する |
・iPhone X ・iPhone 8・8 Plus ・iPhone 7・7 Plus ・iPhone SE(第1世代) ・iPhone 6s・6s Plus | 手動 | ・楽天回線だけがつながるエリアに移動する |
注意点として自動でスムーズに切り替わるのは、iPhone 12以降のモデルです。
それより前に発売されたiPhoneは、自動切り替えに対応していません。
機内モードや、再起動を利用して使い分けていく必要があります。
なお、パートナー回線の使用容量における速度制限は2023年で終了しているので安心してください。
固定電話や携帯からの着信はRakuten Linkで受け取れない|AndroidよりもiPhoneの方が厳しい
楽天モバイルでは、無料かけ放題となるRakuten Linkが利用できます。
ただし着信を受けた場合にかかってくるアプリは状況によって異なるため、注意しなければなりません。
iPhoneでは着信者と発信者の双方がRakuten Linkにログインしていることで、Rakuten Linkへの着信が可能となります。
iPhoneとAndroidにおけるRakuten Linkでの着信状況
着信者のRakuten Link操作状況 | 相手がRakuten Linkから発信 | 相手がRakuten Link以外で発信 ※固定電話や携帯電話など | |
---|---|---|---|
iPhone | ログイン | Rakuten Linkで着信 | OS標準搭載の電話アプリで着信 |
ログアウト | OS標準搭載の電話アプリで着信 | ||
Android | ログイン | Rakuten Linkで着信 | |
ログアウト | OS標準搭載の電話アプリで着信 |
しかし着信者がログインしていても相手がRakuten Link以外から発信した場合、Rakuten Linkでの着信とはなりません。
iPhoneでは、OS標準の電話アプリにかかってくるため覚えておきましょう。
なお同じ状況でも、Android製品ならRakuten Linkでの着信となります。
着信するアプリの違いが、iPhoneを楽天モバイルで使う上での注意点です。
Rakuten Link以外からのSMSは標準アプリでの送受信になる|2021年7月より仕様変更
登場時Rakuten LinkでのSMS送受信は、無料で済ませられるものがほとんどでした。
しかし2021年に仕様変更が行われてからは、SMSの無料利用は限定的になっています。
Rakuten Linkを使っていないスマホの場合、SMSをRakuten Linkで送受信することはできないため注意してください。
Rakuten LinkでのSMS送受信について
期間 | Rakuten Linkを使っていないスマホ | Rakuten Link利用中のスマホ |
---|---|---|
2021年7月の変更まで | Rakuten Link以外でのSMS送受信 | Rakuten Linkでの送受信 |
2021年7月の変更後から | 標準搭載アプリでの送受信 |
SMS送受信にかかる費用
SMSの送受信状況 | 変更前 | 変更後 |
---|---|---|
国内で日本の電話番号に送信する | 無料 | 3.3円(税込)/70字 |
海外から日本の電話番号へ送信する | 100円(不課税)/70字 | |
国内から海外の電話番号へ送信する | 対象国と地域:無料それ以外:100円(不課税)/70字 | |
海外から海外の電話番号へ送信する | ||
国内で受信する | 無料 | |
海外で受信する |
また国内海外を問わずSMSを送信すると、70字につき規定の料金が発生します。
SMS機能が使えるのは、基本Androidのみと考えておくのが賢明です。
iPhoneでのSMS利用は、標準アプリ経由になる可能性も考えておきましょう。
海外で受信する場合Rakuten Linkは経由しない|規定の通話料金がかかってしまう
Rakuten Linkの送受信には、Android製品とiPhoneで違いがあります。
さらに2021年の仕様変更では海外でRakuten Link以外の発信を受けた場合、Rakuten Linkでの受信もできなくなりました。
iPhoneはiOSに搭載する標準アプリでの受信となるので注意しましょう。
海外と国内での通話に発生する費用
音声通話の状況 | 2021年7月変更まで | 現在 |
---|---|---|
国内で日本の電話番号にかける | 無料 | |
海外から日本の電話番号へかける | ||
国内から海外の電話番号へかける | 国や地域ごとに定められた従量課金 | |
海外から海外の電話番号へかける | ||
日本で受ける | 無料 | 無料 |
海外で受ける | 国や地域ごとに定められた従量課金 |
※一部Rakuten Link無料通話の対象外となるサービスもある
標準アプリにかかってくると、海外受信では通話料金が生じるデメリットが起こります。
かかってきた電話にそのまま出ても、国内であれば料金はかかりません。
海外旅行や出張で楽天モバイルを利用する際には、国内外における通話料金の違いも把握しておきましょう。
iPhoneと楽天モバイルの相性がイマイチ|音声通話品質に問題が出ることも
楽天モバイルは全体的にみても、Android製品に特化したサービスといえます。
SMS機能などiPhoneでは活用しにくいものも多く、楽天モバイルとの相性が良いとは言い切れません。
特にRakuten Link周辺では、音質やサービスに不具合が生じる恐れもあります。
口コミ評判であがっている具体的な例は、以下のとおりです。
iPhoneで楽天モバイルを利用する上での懸念点
・着信がかかってきても通話が取れない
・音質が悪く通話相手の声が聞き取りにくい
・発信履歴や不在着信が確認できなくなることも
・SMS機能が使えず気軽にやり取りがしにくい
・Rakuten Linkは、着信拒否設定ができない
・OS標準の通話アプリで電話がとれないことも
通話周辺のトラブルでは、不在着信になってしまったり着信履歴が表示されなかったりするものもあります。
注意点として、Rakuten Linkはあくまでアプリ通話サービスのため、保証は一切ありません。
接続性や品質が気になる方は、iOS搭載の電話アプリを利用するのがおすすめです。
拒否機能なども非搭載となるため、自己責任の範囲で運用してください。
楽天モバイルでiPhone本体だけを購入する際の注意点

48回払いができるのは楽天カードのみ|他社のクレジットでは24回払いが最多分割回数となる
楽天モバイルでは、最新のiPhone 16eまで販売を行っています。
iPhoneのみの購入も可能で、一括か24回もしくは48回でのクレジットカード払いが利用できます。
一方で48回払いが使えるのは、楽天カードを使用する場合だけなので注意してください。
分割支払い時の手数料は、他社クレジットカードのみ必須となります。
楽天モバイルにおけるクレジットカード払いの詳細
項目 | 楽天カード | 他社のクレジットカード |
---|---|---|
分割回数 | ・一括払い ・24回払い ・48回払い ※楽天モバイル買い替え超トクプログラム適用時 | ・一括払い ・24回払い |
注意点 | ・製品代金の分割払い手数料は無料 ・プログラムでは故障費用が掛かる場合も ・プログラム利用時には、機種の返却と事務手数料3,300円(税込)の支払いが必須 | ・各クレジットカード会社における分割払い手数料がかかる ・買い替えプログラムの適用は不可 |
なお楽天カードの48回払いにすると、自動で機種購入サポートプログラムが適用されます。
プログラムは、最大24回分の機種代金の支払いが不要となるサービスです。
ただし、端末が楽天モバイルの定める基準を満たしていることが条件となります。
最大22,000円(不課税)の故障費用がかかるため、機種変更時には端末状態を確認の上、活用していきましょう。
利用できないキャンペーンが多い|回線契約がセットのものは適用不可
楽天モバイルでは、常時数多くのキャンペーンを開催しています。
キャンペーンは端末購入に向けたものから、他社乗り換えまでさまざまです。
iPhoneのみ購入の場合も、条件さえ満たせばキャンペーンに申し込めます。
楽天モバイルのキャンペーン詳細
・Rakuten最強プラン紹介キャンペーン
・Rakuten最強プランはじめてお申し込み特典
・iPhone 対象端末ポイントバックキャンペーン
・15分(標準)通話かけ放題一ヶ月無料
・もう1回線申請で3,000ポイントキャンペーン
・MNPでRakuten最強プラン契約&対象iPhoneを一括払いもしくは24回払いの購入で割引
・楽天モバイル買い替え超トクプログラム
※2025年5月時点での開催状況
ただしiPhone本体だけを購入するのであれば、回線契約とセットになったキャンペーンには申し込めないので注意してください。
楽天モバイルでは、回線契約と対象スマホをセットにしたキャンペーンを開催することがほとんどです。
そのため回線契約は、多くのプログラムで基本条件となっています。
安く乗り換えたいのであれば、端末だけではなく回線もセットにして申し込む方がお得です。
値下げのタイミングに要注意|価格が下がる時期を狙って購入するのがおすすめ
楽天モバイルでは、iPhoneの値下げを定期的に行っています。
楽天モバイルはキャリアの中でも値下げ幅が大きく、キャンペーンによる値引きがある点も特徴です。
新型モデルが登場した際には、型落ちとなった機種が値下げされるため、タイミングを狙って購入しましょう。
直近での楽天モバイルにおけるiPhoneの価格変動時期
値下げの対象機種 | 値下げしたタイミング | 値下げ幅の最大値 |
---|---|---|
iPhone 16e | 2025年2月 | 13,200円 |
iPhone16 | 2024年11月 | 20,000円 |
iPhone 15シリーズ、iPhone 13 | 2024年2月 | 17,000円 |
iPhone 13 Pro、Pro Max、iPhone 12 | 2023年8月 | 10,900円 |
iPhone 14 Proシリーズ | 2023年1月 | 22,900円 |
iPhone 14、14 Plus | 2022年11月 | 16,900円 |
iPhone 12 mini、Proシリーズ | 2022年11月 | 34,800円 |
iPhone 13、13 mini、iPhone 12 | 2022年2月 | 8,380円 |
iPhone 12シリーズ | 2021年9月 | 21,640円 |
一方で、値上がりする恐れがあることにも注意が必要です。
最近では円安の影響で、iPhoneなどのAppleデバイスが高騰しやすくなっています。
楽天モバイルでiPhone購入を検討する際には、今後値上げする可能性も踏まえてタイミングを計っていきましょう。
【注意点だけじゃない?】楽天モバイルでiPhoneを使うのがお得な理由

楽天モバイルならiPhoneでの無制限プランが3,278円(税込)|家族割引なども不要
楽天モバイルのRakuten最強プランは使った分だけ支払いとなる、従量課金制のワンプランです。
20GB以上は加算されず、実質無制限での固定料金に変わります。
20GB超過時の価格は、3,278円(税込)です。
他のトリプルキャリアと比較すると、半額以下の値段に抑えられる点が魅力といえます。
四社キャリア間での月額利用料の比較
キャリア | 月額利用料/プラン | 割引後の料金 | 適用した割引サービス |
---|---|---|---|
楽天モバイル | 3,278円/Rakuten最強プラン | 3,168円 | 家族割引 |
NTTドコモ | 7,315円/eximo(3GB~)※新規受付が2025年6月に終了 | 4,928円 | ・みんなドコモ割 ・ドコモ光セット割 ・dカードお支払い割 |
au | 7,458円/使い放題MAX+ 5G/4G | ・家族割プラス ・auスマートバリュー ・au PAY カードお支払い | |
ソフトバンク | 7,425円/メリハリ無制限+ | ・新みんな家族割 ・おうち割光セット ・PayPayカード割 |
またキャリアの無制限プランの場合、家族割やカード割を適用してはじめて安くなります。
それでも割引後価格は、楽天モバイルの方がお得です。
割引などに頼らずとも低価格で無制限を楽しめるのは、楽天モバイルならではのメリットといえます。
iPhoneユーザーなら電話番号シェアサービスが利用できる|Apple Watchとスマホの連携が可能
楽天モバイルでは、「電話番号シェアサービス」を提供しています。
アップルウォッチとiPhoneをもつユーザーが、電話番号をシェアできる便利なサービスです。
主にキャリアでしか利用できないサービスで、格安SIMなどでは提供されていません。
電話番号シェアができるのも、楽天モバイルでiPhoneを使うメリットです。
電話番号シェアサービスの概要
ひとつの電話番号をiPhoneとApple Watchで共有できるサービス
不要
550円(税込)
・かかってきた電話に出る
・メッセージの受信_
・ポッドキャストや音楽のストリーミング
Apple Watch:Apple Watch Series 3、Apple Watch Nike Series 3以降のモデル
iPhone:iPhone 6s以降の機種
・データタイプの「Rakuten最強プラン」は、対象外
・楽天回線を使うiPhoneとApple Watchの両方を持っていれば加入可能
・海外での電話番号シェアサービスの利用は不可
・電話番号シェアサービスを設定できるのは、Apple Watch1台のみ
・Apple Watchによる通話や通信は登録済みiPhoneの発着信として料金が計算される
なお電話番号シェアサービスは、楽天モバイル以外にドコモとau、ソフトバンクが提供しています。
楽天モバイルでは申し込み不要で、月額利用料は550円(税込)です。
Apple Watchを利用している人は、あわせて活用してみるのがおすすめです。
iPhoneの販売価格がキャリアで最安値|他社より約1万円前後安くなる
楽天モバイルでは、最新モデルのiPhoneも販売しています。
アップルストアと比較すると高額にはなりますが、トリプルキャリアよりは価格が抑え目です。
iPhoneがお得に購入できるのも、楽天モバイルの魅力といえます。
iPhone 16eの販売価格比較
通信サービス | iPhone 16eの本体価格 | 楽天モバイルとの差額 |
---|---|---|
楽天モバイル | 104,800円~ | – |
ソフトバンク | 119,088円〜 | +14,288円 |
NTTドコモ | 118,910円~ | +14,110円 |
au | 112,800円~ | +8,000円 |
AppleStore | 99,800円~ | -5,000円 |
※価格は2025年5月時点のもの
また楽天モバイルでは、iPhone購入時にさまざまなキャンペーンを併用することもできます。
プログラム対象のiPhoneであれば、ポイント還元や端末購入値引きの適用も可能です。
利用できるサービスを把握して、楽天モバイルでiPhoneをお得にゲットしていきましょう。
テザリング機能も無料で利用できる|固定回線のような使い方も実現可能
楽天モバイルでは、Rakuten最強プランの中にテザリング機能が付いてきます。
別途で、テザリングサービスへの申し込みは不要で料金もかかりません。
他社ではオプションサービスとなるため、料金や申し込みが必要です。
一切の手間なく利用できるのは、楽天モバイルでiPhoneをお得に使う上でのメリットといえます。
テザリング機能サービスの比較
キャリア | サービス利用料 | 申し込み |
---|---|---|
楽天モバイル | 無料 | 不要 |
ソフトバンク | 550円(一部無料のプランもあり) | 必要 |
NTTドコモ | 無料(一部別途でspモード契約が必要) | 不要(一部必要なプランあり) |
au | 無料 | 必要 |
ただし楽天モバイルのテザリング機能は、プラン内の利用量として加算されます。
毎月の利用料金の目安となるデータ容量に換算されるため、注意してください。
とはいえ実質、テザリング機能も無制限となります。
自宅用の固定回線として、運用する方法も可能です。
iPhone購入に特化したキャンペーンが多い|乗り換えでは実質半額での購入も可能
楽天モバイルでは、常に多くのキャンペーンを開催しています。
特典内容は幅広く、iPhone購入を条件としたキャンペーンがある点も特徴です。
対象端末であれば適用できるものも多いため、お得にiPhoneを購入できます。
他社から乗り換え+Rakuten最強プラン契約+iPhone一括か24回払いで購入する場合】
2568
・iPhone16 Pro 128/256GB
・iPhone16 128/256GB
・iPhone 16e 128/256/512GB
20,000円
iPhone 対象端末ポイントバックキャンペーンの場合
1819
・iPhone 16e
・iPhone16シリーズ
・iPhone15シリーズ
・iPhone14/Plus
・iPhoneSE(第3世代)
・iPhone13
6,000pt付与
なおキャンペーンには、iPhone購入以外にも適用条件があるため注意が必要です。
プランの契約や、Rakuten Linkの利用など取りこぼしのないように済ませていきましょう。
楽天モバイルでiPhoneに乗り換える手順と注意点

1.事前準備を済ませる|MNPワンストップを確認して楽天IDとパスワードを用意する
楽天モバイルに乗り換える際には、必要な手順を済ませておくとスムーズです。
iPhone購入で回線も乗り換える場合には、本人確認書類や支払いに関する資料を用意しておきましょう。
なお楽天モバイルでは必ず、楽天会員ユーザのIDとパスワードが必要になるため注意してください。
契約に進む前に登録しておくと安心です。
楽天モバイルへの乗り換えで必要なもの
・運転免許証
・運転経歴証明書
・マイナンバーカード
・精神障がい者保健福祉手帳
・療育手帳など
現在加入中のサービスで取得する10桁の番号
※MNPワンストップの場合は必要なし
本人確認書類の情報と一致する楽天会員のIDとパスワード
本人確認書類と同名義のクレジットカードか銀行口座
また電話番号をそのままiPhoneに移行したい場合には、MNP手続きが必須となります。
MNP予約番号の取得かワンストップ方式が選べるので、現在のキャリアで利用できる方法を確認していきましょう。
ワンストップが可能であれば、楽天モバイルの申し込み画面で手続きが可能です。
申し込み履歴より、MNPを申請していきましょう。
2. 楽天モバイルで乗り換え手続きに進む|選べる本人確認方法は四種類
準備が整ったら、楽天モバイルに申し込んでいきます。
iPhone購入で乗り換える際には、製品から希望するモデルを選んでカートに入れていきましょう。
回線契約は、「続けてプラン契約へ進む」を選択します。
オプションサービスやSIMタイプを入力したら、「この内容で申し込む」に進みます。
楽天モバイルで本人確認を行う方法
本人確認を行う方法 | 概要 | 注意点 |
---|---|---|
AIかんたん本人確認(eKYC) | 書類と顔の撮影で確認する | ・運転免許証またはマイナンバーカードが必要になる ・未成年者は利用不可 |
画像をアップロード | 本人確認書類をアップロード | ・15MB以上の画像ファイルはアップロード不可 |
楽天グループへ提出済みの書類で確認する | 楽天銀行、楽天証券、楽天生命に契約済みであれば本人確認は不要になる | ・契約中でも条件を満たしている必要がある ・申し込み後送付の転送不要郵便の到着が確認できないと申し込みキャンセルになる恐れも |
自宅で本人確認 | オンラインで契約した場合には、商品の受け取り時に自宅で本人確認ができる | ・代金引換の場合は利用不可 ・未成年者は対象外 ・一部対応できない地域もある |
端末と契約プランが決まったら、契約情報の入力です。
本人確認では四種類の方法が選択できるため、使いやすいやり方を選んでいきましょう。
ただし各方法には、一定の利用条件も定められているため注意してください。
あらかじめ、使える方法を把握しておくとスムーズです。
3. iPhoneの初期設定|APN構成プロファイルの削除は不要
楽天モバイルよりiPhoneが届いたら、初期設定に進みます。
初期設定は一度行えば完了する手順になるため、一気に済ませておくのがおすすめです。
なおデータの転送方法ではiCloudやiTunesでのバックアップ、クイックスタートなどが選択できます。
バックアップデータは、事前に確認しておくと手続きがスムーズです。
- 電源を入れる
- 利用する言語と地域を設定
- クイックスタート画面になったら、「手動で設定」を選択
- キーボードと音声入力の言語を確認して問題なければ、「続ける」に進む
- Wi-Fiネットワークを選択して、アクティベーションをする
- 「データとプライバシー」の項目を確認し「続ける」に進む
- 画面の案内にしたがってFACE IDを設定
- 6桁のパスコードを設定する
- データの転送方法を選んで復元する
- 利用しているApple IDでログイン
- 位置情報サービスやエクスプレス設定、インストール方法を選択
- Apple PayやiCloudキーチェーンを設定する
- iMessageとFaceTime、Siri、ディスプレイオプションを設定する
なお、楽天モバイルでiPhoneを買った場合は、APN構成プロファイルの削除は必要ありません。
iPhoneはすでに楽天回線に対応した製品のため、インターネット通信接続は可能となります。
SIMの差し替えが不要な点も、楽天モバイルでiPhoneを購入するメリットです。
4. MNP開通の手続きを済ませる|受付時間と完了時間のタイムラグに注意
楽天モバイルに乗り換えで契約したら、開通手続きを行う必要があります。
他社からの乗り換えで楽天モバイルに入った場合は、以下の手順で楽天回線の開通を済ませていきましょう。
楽天モバイルにおけるMNP開通手続き
受付時間 | MNPが完了するタイミング | 注意点 |
---|---|---|
9:00~21:00 | 当日中 | ・21時直前の手続きは翌日開通となることも ・手続き完了後は元の携帯電話会社の回線利用は不可となる |
21:01~翌日の8:59 | 翌日9:00以降 |
回線開通が完了したかどうかは、Wi-FiをOFFにすると確認できます。
アンテナマークの横に、4Gもしくは5Gと表示されていることをチェックしておきましょう。
また、iOSのアップデート状況もあわせて確認しておくのがおすすめです。
Wi-Fiに戻して設定アプリ内の「ソフトウェア・アップデート」で、「お使いのソフトウェアは最新です」と出たら完了です。
楽天モバイルのiPhoneを購入する際に使えるキャンペーン

iPhoneトク得乗り換え|最大20,000円割引と20,000ポイントバックが受け取れる
楽天モバイルのiPhoneトク得乗り換えでは、複数のキャンペーンが併用できます。
対象となるiPhoneは、iPhone 16eとiPhone15シリーズです。
なお購入方法は一括払いもしくは24回払いに限られるため、注意してください。
最大40,000円相当がお得になるパターン
対象機種 | 最大割引額/ポイント還元額 | 契約方法(※1) | 支払い方法(※1) |
---|---|---|---|
iPhone 16e | 20,000円値引き + 20,000pt | 乗り換え | 一括 or 24回払い |
iPhone15 Pro Max | |||
iPhone15 Pro | |||
iPhone15 Plus | |||
iPhone15 |
- 買い替え超トクプログラム(48回払い)の利用時は、割引額や還元額が減る
- 契約種別で適用できるキャンペーンが異なる
またポイントバックキャンペーンのポイントは、一括のものと分割のものがあります。
特典のポイントは3回に分けて付与されるため、あらかじめ覚えておきましょう。
iPhone16が最大36,000円相当還元キャンペーン!|トク得乗り換えとは対象端末が別
最大36,000円相当が還元される本キャンペーンは、一見iPhoneトク得乗り換えキャンペーンと同じプログラムに見えます。
しかし本キャンペーンで、最大36,000円相当の還元が受けられるのは、iPhone16の128/256GBモデルと、iPhone16 Proの128/256GBモデルに限られているため注意が必要です。
最大36,000円相当がお得になるパターン
対象機種 | 最大割引額/ポイント還元額 | 契約方法(※1) | 支払い方法(※1) |
---|---|---|---|
iPhone16 128/256GB | 10,000pt + 20,000円値引き + 6,000pt | 乗り換え | 一括 or 24回払い |
iPhone16 512GB | 10,000pt + 6,000pt | ||
iPhone16 Plus | |||
iPhone16 Pro 128/256GB | 10,000pt + 20,000円値引き + 6,000pt | ||
iPhone16 Pro 512GB | 10,000pt + 6,000pt | ||
iPhone16 Pro Max |
なお、ポイントバックのタイミングは申し込み時期によって変動し、ポイントは3回に分けて付与されます。
楽天モバイル買い替え超トクプログラム|最新のiPhoneも最大半額以下で購入できる
機種 | 実質負担額 |
---|---|
iPhone 16e | 52,392円〜 |
iPhone16(無印) | 70,848円〜 |
iPhone15(無印) | 56,400円〜 |
iPhone14(無印) | 60,408円~ |
iPhone13(無印) | 54,360円~ |
iPhone SE(第3世代) | 31,992円~ |
楽天モバイルの買い替えプログラムは、iPhoneに特化した機種購入サポートプログラムです。
対象となるiPhoneを48回払いのプログラムで購入すると、25ヶ月目以降の機種返却で残債の返済が免除されます。
・最大24回分の機種代金の支払いが不要になる
・分割手数料は発生しない
・24回支払い後以降は自由なタイミングで適用可能
・状態が悪いと故障費用22,000円(不課税)がかかることがある
・機種変更時には事務手数料3,300円(税込)が発生
なおプログラム適用には、楽天カードが必要になるため注意してください。
他社のクレジットカードや、デビットカードでは申し込むことはできません。
楽天カードに入会していない場合は、入会が必須となる点も押さえておきましょう。
スマホ下取りサービス|iPhone15 Pro Max 1TBが120,060円相当で還元
楽天モバイルでは、スマホを下取りに出すだけのシンプルなサービスも提供しています。
iPhone15 Pro Maxの容量別の下取り価格
容量 | 最大の下取り価格 |
---|---|
256GB | 109,060円 |
512GB | 115,730円 |
1TB | 120,060円 |
下取りサービスは自宅に直接引き取りが来るため、店舗に向かう手間も郵送の下準備も必要ありません。
住所がわかる本人確認書類のアップロードのみで、簡単に下取りに出すことができます。
スマホ下取りサービスの詳細
・対象製品を下取りに出すこと
・楽天IDを保有している楽天会員であること
・申し込むユーザーは18歳以上であること
下取り金額に応じて楽天キャッシュがもらえる
・楽天キャッシュは価格確定後に一ヶ月ほどで付与される
・チャージされた楽天キャッシュの有効期間は10年
・付属品は下取り不可
・製品の下取り査定には7日程度必要となる
なおスマホ下取りサービスは、他のキャンペーンとの併用も可能です。
iPhoneトク得乗り換えキャンペーンとの併用もできるため、iPhone買い替えの場合はぜひ活用していきましょう。
楽天モバイルでiPhoneを使う注意点についてよくある質問

楽天モバイルでiPhoneが使えなくなることがある?
楽天モバイルでは、iPhoneが使えなくなることはありません。
ただし古いモデルは、動作保証の対象外となるため注意してください。
またRakuten LinkやSMS機能はiPhoneに限り、一部制限がかかる恐れもあります。
iPhoneでかかる制限は、事前に把握しておくことが大切です。
楽天モバイルでiPhoneをおすすめしない理由とは?
楽天モバイルでiPhoneをおすすめしない理由は、以下の項目があげられます。
- Rakuten Linkで使いにくい機能がある
- SMS機能は有料となるケースが多い
- iPhoneの初期設定が必須
- iPhone6より古い機種は、楽天モバイル回線が使えない
プランの安さや無制限容量といったメリットは、iPhoneでもAndroidと変わらずに利用できます。
上記の注意点を踏まえて、iPhoneの運用を検討していきましょう。
楽天モバイルで、iPhone本体のみを購入できる?
楽天モバイルでは回線契約がなくても、iPhoneのみを購入できます。
また「楽天モバイル買い替え超トクプログラム」は、プラン契約なしで申し込めるサービスです。
キャリアより販売価格も安く、値下げも定期的に行われます。
ぜひこの機会に楽天モバイルで、iPhoneを購入してみてください。
まとめ:楽天モバイルでは、注意点を把握してiPhoneを運用することが大切

楽天モバイルでiPhoneを使うにはいくつか制約がありますが、対応機種や設定方法を確認すれば快適に利用できます。
特にモデルごとの制限やRakuten Linkの使い方を理解することが大切です。購入キャンペーンや乗り換え手続きを上手に活用し、お得かつ快適に利用しましょう。
コメント