2022.12.02【かんたん】iPhoneで撮影した写真を移行する方法
気軽に高画質の写真やムービーを撮影できるiPhoneですが、気がつくと写真フォルダに大量の写真が保存されていて、容量不足に困っているという方も少なくないはずです。
今回は、iPhoneで撮影した写真を簡単に移行する3つの方法をご紹介しましょう。
ケーブルでパソコンと繋いで取り込む方法
iPhoneとパソコンをケーブルで繋いでデータを取り込む方法は、最も基本的な方法として知られていますよね。データ通信に対応しているUSBケーブルがあれば誰でも簡単に転送できるので気軽にできるのでとてもおすすめの方法です。
ケーブルでパソコンと繋いでデータを取り込むメリット・デメリット
ここからは、ケーブルを使用してパソコンにデータを取り込むメリットとデメリットをご紹介しましょう。
▽ケーブルでパソコンと繋いでデートを取り込むメリット
- 通信速度が速い
- 大量のデータも安定した速度で転送できる
- 面倒な事前設定や準備が不要
- データ通信量もかからない
- 長時間動画や重たいファイルを送るときも安心
ケーブルで繋ぐ方法の最大のメリットは、通信速度がとても安定していることです。通信速度も高速のため、大容量のデータ通信にも適しています。長時間の動画や重たいデータを送る時も安心してデータを転送できるでしょう。
▽ケーブルでパソコンと繋いでデートを取り込むデメリット
- データ通信に対応しているUSBが必要
- ケーブルを繋げなければならないのが面倒
一方で、ケーブルがないと繋げられないというデメリットもあります。すべてのUSBケーブルがデータ通信に対応しているわけではないこと、そしてケーブルによって通信速度に大きな差が生じることも覚えておきましょう。
ケーブルでパソコンと繋いでデータを取り込む基本的な手順
ここからは、ケーブルでパソコンと繋いでデータを転送する際の基本的な流れについてご紹介しましょう。
▽基本的な手順
1. パソコンとiPhoneをUSBケーブルで繋ぐ
2. iPhoneを操作し、ファイルの転送許可をする
3. パソコンで写真が格納されているフォルダを開く
4. 転送したい写真や動画をコピー、もしくは移行する
ケーブルでiPhoneとパソコンを繋いで、iPhoneに表示されるファイル転送許可をしてください。その後、パソコン上で写真が格納されているフォルダを開いたら、転送したい写真や動画を転送していきましょう。
Bluetoothを使用する方法
Bluetooth機能を使ってワイヤレス通信でデータ転送する「Airdorp」は、Mac製品同士で簡単にデータ共有ができる機能です。特定のアプリをダウンロードする必要なく、転送したいデータを選択すれば簡単にデータ共有できます。
AirDropでデータを転送するメリット・デメリット
ここからはBluetooth接続でデータを転送するメリットやデメリットをご紹介しましょう。
▽AirDropでデータを転送するメリット
- ケーブル不要で転送できる
- インターネット環境がなくても転送できる
- 無線LANならより高速通信できる
▽AirDropでデータを転送するデメリット
- ケーブル経由よりも低速
- 大きなデータ容量には不向き
- Bluetooth接続に対応していないPCもある
- iPhoneとWindowsのパソコンではAirDropは非対応
Bluetooth接続の場合は、ケーブルやインターネット環境がなくても自由に転送できるというメリットがあります。さらに無線LANがある環境であればより高速で通信できるのもうれしいポイントですね。
しかし、ケーブル通信と比べて速度が遅くなりがちなことと、大きなデータの転送には不向きというデメリットもあるので注意しましょう。さらにiPhoneとWindows間ではAirDropの機能を使用できませんので気をつけてください。
AirDropでデータ転送する際の基本的な手順
Bluetooth接続の機能を知っていても、普段活用していない方も多いでしょう。そこでここからはBluetooth接続でデータ通信をする際の基本的な流れをご紹介します。
▽Bluetooth接続する際の基本的な操作手順
1. パソコンとiPhoneのBluetooth接続をオンにする
2. Bluetoothをペアリングする
3. iPhoneから転送したい写真やデータを選択する
4. iPhoneの画面左下にある[共有]ボタン>[AirDrop]をタップして転送開始する
パソコンとiPhoneのBluetooth接続をオンにします。iPhoneでは、コントロールセンターや設定アプリから接続設定ができます。
接続が完了したら、iPhoneの写真アプリを開いて転送したい写真や動画データを選択し、AirDropで転送していきましょう。
クラウドサービスを使用する方法
データ転送で最もおすすめの方法は、クラウドサービスを活用した転送方法です。この方法であれば、オンラインのクラウドストレージに写真を保存するため、Mac製品以外のデバイスともデータ共有できます。
常に使い勝手がよく、誰でも気軽にデータ共有ができるでしょう。
クラウドサービスでデータ共有するメリット・デメリット
クラウドサービスを利用するメリット、デメリットについてご紹介しましょう。
▽クラウドサービスでデータ共有するメリット
- 無料で利用できるサービスが多い
- 操作方法も簡単なので誰でも簡単に写真共有できる
- バックアップが不要
- 容量が大きいデータも共有できる
- iPhoneからもパソコンからの写真をチェックできる
- ストレージ不足の解消にも効果的
- iPhoneを紛失した際もデータの復元が可能
▽クラウドサービスでデータ共有するデメリット
- 情報が流出する危険性がある
- 容量によっては月額料金がかかる場合がある
無料で利用できるサービスも多く、操作方法もとても簡単なので誰でも簡単に写真のデータ共有ができるでしょう。iPhoneの機種変更の際はもちろんですが、紛失した愛もデータの復元が簡単にできるのもおすすめポイントです。
しかし、データが外部に漏れてしまう危険性がゼロではないこと、そして使用するデータ容量によっては月額料金がかかる場合もあるので注意しましょう。
おすすめのクラウドサービスの特徴
ここからは、おすすめのクラウドサービスである「Google Photo」と「Amazon Photo」の違いについてご紹介します。それぞれの特徴を理解した上で、ご自分に合ったサービスを選んでいきましょう。
Google Photoの特徴
Googleが提供するクラウドサービス「Google Photo」のメリットやデメリットは以下の通りです。
▽Google Photoのメリット
- Googleアカウントがあれば誰でも利用できる
- 同期機能が秀逸
- 15GBまで無料で利用できる
- 共有設定をすれば複数の人たちとデータ共有できる
▽Google Photoのデメリット・注意点
- オリジナル画質にするとデータ容量が大きくなってしまう
- データ共有する際は、共有先をしっかりと指定する
- 利用規約を守らないとアカウントが凍結される恐れあり
- 2年間放置するとデータが削除されてしまう
Google Photoは、15GBまで誰でも無料でサービスを利用できます。それ以上のデータ共有を希望する場合は、月額250円からの有料サービスの登録が必須ですので気をつけましょう。
Amazon Photoの特徴
Amazon Photoは、プライム会員の方はもちろん、非プライム会員の方も利用できるクラウドサービスです。しかし、プライム会員でない方は、使用できるデータ容量やサービスが制限されてしまうので気をつけましょう。
▽Amazon Photoのメリット
- Amazon Prime会員なら無制限にデータ共有できる
- 高画質な画像でも劣化なしに共有できる
- 最大5名まで共有できる
▽Amazon Photoのデメリット・注意点
- 動画は5GBまでしかアップロードできない
- プライム会員を退会してしまうと5GB以上のデータは削除される
- プライム会員費が値上げされる可能性あり
Amazon Photoの最大のメリットは、プライム会員であればデータを無制限に共有できることです。最大5名まで共有できるので、家族みんなで大切な写真をシェアできます。プライム会員に登録している方はぜひ活用していきましょう。
まとめ
iPhoneで撮影した写真をデータ共有する方法をご紹介しました。ご紹介した方法はどれも気軽に試せるものばかりですので、この機会にiPhoneの写真フォルダを整理してみましょう!
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