2022.10.10【知らなきゃ損】iPhone14で注目されている「eSIM」ってなに?
これまでは携帯やスマートフォンを利用する際に必要だったSIMカードですが、最近ではデジタルで管理する新しいSIMカード「eSIM」が主流になりつつあります。
そこでこの記事では、eSIMの特徴をはじめ、メリットやデメリットについて詳しくご紹介しましょう。これから新しくスマートフォンを購入される方は必見ですよ!
eSIMとは?
これまで携帯やスマートフォンを利用する際にSIMカードと呼ばれる小さなチップを入れ込んでいました。このSIMカードには、次のような内容が書き込まれています。
▽SIMカードに書き込まれている内容
- 契約者情報
- キャリア情報
- 電話番号
上記の内容を各キャリアがSIMカードを通じて管理しているのです。
しかし、今回ご紹介するeSIMはスマートフォンの端末自体にあらかじめ埋め込まれているSIMのことを指します。従来のSIMカードのように小さなチップの形状をしていることに変わりはありませんが、端末から抜き差しすることはできません。
QRコードを読み取ったり、専用アプリをダウンロードしたりしてSIMカードに入れ込むデータをダウンロードすることによって、電話やインターネットを利用できるようになるのです。
eSIMを利用するメリット
ここからはeSIMを利用するメリットについて詳しくご紹介していきましょう。
オンラインの契約の際にとても便利
eSIMであれば、オンライン上で契約が可能ですので、新規契約や乗り換えの際も非常にかんたんに手続きが可能です。
従来のSIMカードの場合は、SIMカードが自宅に届くまで待たなければなりませんでしたが、eSIMは必要なデータをダウンロードするだけですぐに利用できます。時間も手間もかけずに契約ができるのはとても便利ですね。
SIMカードを取り外す必要がないので故障リスクが少ない
通常のSIMカードを利用する際、小さなチップを取り外しをするのに苦戦した経験がある方も多いでしょう。しかし、eSIMであれば国内外問わずキャリアを乗り換える際にSIMカードの取り外しの必要がありません。
さらに、SIMカード自体が濡れることによる故障リスクも回避することができます。SIMカードが故障した際は再発行手数料がかかる場合がほとんどですので、無駄な出費を抑えることもできるでしょう。
1台のスマホで複数の電話番号を利用できる
eSIMを利用することで、デュアルSIMのスマートフォンとして、1台のスマートフォンで複数の電話番号を管理できます。そのため、一台のスマートフォンでビジネス用の番号とプライベートの番号を使い分けることができたり、通話用とデータ通信用と使い分けたりすることも可能です。
そのほかにもApple Watchに内蔵されているeSIMをiPhoneのeSIMと連携することで、電話などの通信サービスを利用できます。
海外でも格安で通信できる
eSIMであれば、海外旅行や出張の際も現地のキャリアの番号を書き換えて格安料金でネットワークを利用できるでしょう。オンラインで手続きが完了しますので、面倒な手続きも必要ありません。
eSIMを利用するデメリット
ここからは、eSIMを利用するデメリットについて詳しくご紹介しましょう。
対応機種や対応キャリアが限られている
eSIMは、2018年以降徐々に浸透しつつありますが、まだまだ対応機種や対応キャリアが限られているのが現状です。
iPhoneであれば、eSIMに対応している機種も多数ありますが、Androidの機種はまだまだeSIM未対応の機種も数多くあるため選択肢が狭まってしまうというデメリットがあります。
手続きは基本的にすべてオンライン上で行う必要がある
eSIMの手続きは、基本的にインターネット上で完結するものがほとんどです。そのため、ネット上の手続きに慣れていない方や対面での手続きを好む方にとってはストレスを感じるかもしれません。手続きする際にある程度のネットリテラシーが求められることを理解しておきましょう。
手続きが複雑な場合あり
eSIMは、乗り換えの手続きはスムーズにできるものの、機種変更の手続きに関しては複雑なケースがあるので注意が必要です。頻繁に新機種に変更される方は、手続きが面倒に感じる場合もあるので注意しましょう。
iPhoneでeSIMに対応している機種
iPhoneでeSIMに対応している機種は次の通りです。
▽iPhoneでeSIMに対応している機種
- iPhone 14 / iPhone 14 Plus
- iPhone 14 Pro / iPhone 14 Pro MAX
- iPhone 13 Pro / iPhone 13 Pro Max
- iPhone 13 / iPhone 13 mini
- iPhone SE(第3世代)
- iPhone 12 Pro / iPhone 12 Pro Max
- iPhone 12 / iPhone 12 mini
- iPhone SE(第2世代)
- iPhone 11 Pro / iPhone 11 Pro Max
- iPhone 11
- iPhone XR
- iPhone XS Max
- iPhone XS
このように2018年以降にリリースされたiPhoneにeSIMは対応しています。iPhoneXS以降のiPhoneが対応機種です。
ちなみに、先日リリースされた最新OSのiOS16をインストールしたiPhoneであれば、eSIMをBluetoothでデータ移行できるので、eSIMを移行することはもちろん、物理SIMをeSIMに変換することもできるといいます。
しかし、記事執筆時点ではKDDI(au、UQモバイル、povoを含む)と楽天モバイルはこのeSIMのクイック転送に対応していますが、NTTドコモとSoftbankは対応していないとのことです。キャリアごとに対応が異なりますので注意しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今話題のeSIMについて詳しくご紹介しました。iPhoneは2018年以降にリリースされた機種であれば対応していることがわかりました。eSIMを利用するメリット、デメリットを理解した上で新機種の購入を検討してみましょう。
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